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「在特会」のこと…

「安倍晋三」に反応して書いてみたくなったのは、僕の先入観だろうか…】

(※以下、2012年12月21日にひとつ前の記事から「在特会」の記述箇所を別けて別途記事にして改稿し、また追記しました。)
在特会の資金源が安倍晋三氏であるとある方から聞いたことがあります。「それは●●界では常識です」と。真偽のほどは全くわかりません。僕に判断できるはずもない。本当のことならば驚くべきことだし、逆に嘘だとしたら、そういう情報がまことしやかに耳に入ってきて記憶にインプットされるというのも実に気持ち悪いことであると言えます。

え? 在特会って何?
「在日特権を許さない市民の会」のことです。
え?「在日」の人たちに特権なんてあるの?
それはあるらしい。確かにちょっとだけ聞きかじれば、どうして?と首を傾げたくなるような歪んだ法律もある。

ネットで「在特会 youTube」と検索すればいくらでも出てきますが、ここでは同じ状況を双方の側が編集した京都で起きた出来事の動画をご覧ください。





上が学校側が撮影した動画、下が在特会が撮影しyouTubeにアップされている六つの動画の第一のものです。あまりに見るに耐えないものなのでこれしか貼り付けませんでしたが、どうしてもご覧になりたい方は…
 ⇒youTubeで「朝鮮学校が京都の児童公園を50年間不法占拠」を検索する

《ネットで見つけた同志社大学の板垣竜太氏の話》
在日の人々を批判し植民地支配を正当化する主張は今やネットに蔓延している。在特会の主張はそうしたネットで見られる誇張された事実のつまみ食いである。
日本では「韓国併合」から100年経っても朝鮮人蔑視が続く。拉致問題から関係ない在日への攻撃を黙認する雰囲気も広がっている。フランスでは移民排斥を唱える極右に、市民団体が「私の友人に手を出すな」と呼びかけて対抗した。今や日本が、多様性に開かれた社会になれるかが問われている。


「市民団体」といえば、今まではほとんどいわゆる「左」の人たち(というと怒られるかな、「リベラル」と言わなければいけないのでしょうか)というイメージでした。しかし在特会の特異性は「右」でありながら「市民団体」を標榜しているということらしい。「市民団体」が、国家権力の横暴に歯止めをかける役割を担っているとするなら、確かに少し怖いことです。市民が知らず知らず国家権力の側に立っていくという状況は決して健康的ではないという気がします。
(ちなみに在特会は、官僚機構と対立する小沢一郎を告発し続けているのです。)
しかし在特会はこう主張するのかもしれません。日本が「在日」に特権を与えているのは日本政府の間違い、つまり横暴だ、「在日」の圧力に屈するなと。

ただ、在特会の主張がどうであれ、彼らが思わず叫ぶ差別的言動はあまりに愚劣で、まさに稚拙としか言いようのない代物です。しかし、それをネットに氾濫する一元的な情報に影響された、感情的独善的な判断行動というふうに見れば、それは往々にして「市民団体」にありがちなことで、その危うさは「右」も「左」も同じだろうと感じる今日この頃なのです。

背骨が歪んでいるからといって、無理やり伸ばしたら骨折する。背骨の骨折は致命傷。まずは背骨の歪みの原因を見極めなければいけないわけで…

少なくともこの手の問題は、今だけを見ていてはきっと何もわからないのだと思うのです。
そして、「差別」とは如何なるものなのかを根源的に考えること、これ、京都の方には難しいかなあ…

え?それ、京都人に対する差別じゃないの?
違うんだな、きっと。これは冗談。要は、冗談で済むか済まないか…

(※2012年の暮の心情)
ともかく、勉強しなくちゃ、とつくづく思っている。
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tag: 京都 

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No:778|
小沢幹事長を「東京第五検察審査会」に告発したのは「在特会」代表桜井誠氏。
No:779|
9.11新宿デモ逮捕劇の際の「在特会」と公安の結びつきをレポートしたブログです。
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1192.html
僕は芝居を始めた頃の気持ちを、取り戻しつつあります。きっと、誰の眼にも留まることのないコメント。でも、公安だけに見つかったりして。それが、冗談ではないような時代になってきたらしい。
僕は、後悔したくないのです。ただ、大切な人たちに迷惑だけは掛けたくないと、切実に思っています。
ある計画の複線……
No:780|
逮捕された時の動画はyouTubeから削除された。逮捕された夫婦のインタビューは……
http://www.ustream.tv/recorded/17246228

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