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高江のこと知っていますか?【米軍海兵隊のジャングル訓練センター】

《7月17日-3》
ジャングル訓練センターとは、やんばるにある総面積7,800ヘクタールの米軍北部訓練場のことです。
その訓練場に隣接する高江は、こんな場所にあります。
高江までの行き方1
トミキュウさん(今日からそう呼ぶことにしました)から貰っていたチラシを頼りに車を走らせます。
高江までの行き方2

ここだ。
座り込みの場所
いました。トミキュウさん。
座り込みのテント
今日の沖縄タイムスにも掲載されていましたが、ここには琉球新報があって、やはり同じ内容の記事があって、それが話題になっていました。
今日の沖縄タイムスの記事

おまけですがキジムナーフェスタの記事もあったんですけどね。
キジムナーフェスタの記事
無理やり話題にしてみました。(こういうとき「爆」って書くの?)

トミキュウさんから色々と教えてもらったのです。
説明する富久さん1 説明する富久さん2
GとかN-1とかの赤丸が問題のヘリパッド。
ここは今日の新聞で問題になっているN-4の入口なのです。
N-4の入口 N-4の地図
すぐ近くに民家があるのですね。そして、赤丸が二つ並んでいる。それは何を意味しているのか。

そもそもヘリパッドとは何ぞや。

※どのように説明しようか、考えています。しかし少し先を急がなければなりません。はやくキジムナーフェスタのご報告をしないといけません。だから、高江のことは、後日ゆっくり書くことにします。
【10月25日に追記】
それからもう三ヶ月以上も経ってしまいました。ずっとトミヒサさん(九十九龍氏)にお願いして、全く高江のことを知らない人に、高江を理解してもらえるような文章をお願いしていました。しかしながら、トミヒサさんの文章は、かなり沖縄の米軍基地の成り立ちを知っている人でなければ理解できない内容だったため、何度か改稿をお願いしました。そして最終稿を頂いたのですが、やはりそれもトミヒサさんの熱い思いが溢れた労作で、しかし、それをいきなり掲載しては、なかなか読んではいただけないのではないかと、失礼ながらも危惧し、その文章をご紹介する前に、高江で2007年から座り込みを続けているグループ(トミヒサさんも後に参加されます)が作成された案内チラシから、一部を抜粋させていただいて、概略説明に替えさせていただくことにしました。(僕の本音は、「沖縄語を話す会」のお仲間でよく知っているトミヒサさんに、これに類した文章を書いていただきたかったのですが。既知の方の文章を紹介する、それが今までのM.A.P.after5のやり方なのですから。)

【Voice of TAKAE 〜沖縄県東村高江で起きていること〜】
※(2008.6.1改定版)より冒頭の部分から抜粋させていただきました。

《やんばるとは?》
沖縄本島北部の豊かな森に囲まれた地域を「やんばる(山原)」といいます。やんばるの森には地球上でここだけしかいないヤンバルクイナ、ノグチゲラなどの固有種や絶滅危惧種が数多く生息しています。(中略)やんばるはたんに国内において貴重だというだけでなく、世界的に見ても生物多様性に富んだ貴重な自然環境といえます。(後略)

《東村高江と米軍基地》
やんばるの中に東村があります。その東村の北のはずれにある(人口約150名の)集落が高江です。(中略)この緑豊かな高江と総面積7,800ヘクタールの米軍北部訓練場(ジャングル訓練センター)は、隣り合わせにあります。北部訓練場はジャングルでの戦闘訓練を目的に1957年に使用が始まり、その3年後に開始されたベトナム戦争でのゲリラ戦の訓練が行われました。現在でも東村には15ヶ所のヘリパッドがあり、高江区民は爆音や墜落の危険にさらされています。そこへ新たに高江集落をまるで取り囲むようにして、6ヶ所のヘリパッドの建設が予定されています。一番近い民家からわずか400mという距離なのです。

《ヘリパッドとは?》
ヘリパッドとは、ヘリコプター離着陸帯のことです。やんばるの森を切り開き直径75mの円形の造成して作られます。(後略)

※全文のPDFファイルはこちらからお読みください。
 ⇒http://nohelipadtakae.org/files/VoT2008June.pdf
※高江で起きていることを報告し続けているブログです。
 ⇒やんばる東村 高江の現状

トミヒサさんから原稿を頂くずっと前の8月18日、高江の座り込みから戻ってきたトミヒサさんから画像が届きました。

(※まるで子供が造った砦)
座り込み基地

(※N4テントから20メートルくらいのところでタンデムのタッチ&ゴー)
タンデムのタッチ&ゴー1 タンデムのタッチ&ゴー2 タンデムのタッチ&ゴー3

N-4の地図再び
このタッチ&ゴーが、赤丸(ヘリパッド)がふたつ並んでいることに関係があるのです。このことは、高江に配備が予定されているオスプレイ(垂直に離陸できる飛行機)とも深く関係しています。それについては、先のPDFの「オスプレイ」の項目に詳しく書かれています。
また、やんばるは沖縄の貴重な水源地であり、枯葉剤のことなど、それへの影響についても書かれています。是非、日をあらためてでも御一読の程を。

※枯葉剤について次の記事のコメントでちょっと触れています。
 ⇒http://lince.jp/hito/sugarloaf…

トミヒサさんの文章は、長くなることと、9月時点の情報が含まれるので、トミヒサさんがM.A.P.の事務所に来訪された10月15日付けの記事でご紹介したいと思います。
 ⇒九十九龍氏による東村・高江の記録(沖縄通信no.7)

【その他の参考資料など】


「ヘリパッド移設問題(資料)」というサイト
 ⇒http://www.okinawa-u.ac.jp/takae/heli_pad…
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tag: オスプレイ  高江  とみ久さん  キジムナーフェスタ  沖縄の旅_2010年7月 

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