2010年12月13日(月)20時44分
アマチュアばかりで発表会
ぼくら狛江で、月2回三線を練習しているわけですが、このたび、市のある催しに、琉球舞踊と沖縄語の皆さんと合同で参加しようと決めたのです。そこで実行委員会に行ってきました。
※(追記)市のある催しとは“中央公民館のつどい”、この日はその第二回の実行委員会。
⇒第一回実行委員会
まず、実行委員の皆さんがいろいろと説明してくださるのですが、これが要領を得ない。この催しは、もう25回も続いていて、常連さんも結構いらっしゃるようで、その常連さんには分かりきったことなのかもしれませんが、はじめて参加する者にはチンプンカンプンなのです。たぶん、そのことに委員の方が気づいていないみたい。
宇夫方女史は「いいのいいの、何時から何分間の時間をくれるのかが分かればいいだけなんだから」とあっけらかん。
全体会のあと、コンサートに参加する団体だけで時間調整。これがいやはやなんとも。
立場不明の女性がいきなり仕切り始めたのです。4時までに終わらなければならないからひとつの団体30分、でなければできませんみたいなことを言う。そしてその言い方が極めて高圧的。普通なら、初参加の団体さんもいるんだし、たとえそうじゃなくったって、今回はどういう風に決めていきましょうかみたいなところから始めるでしょう。
まさにモンスターペアレンツならぬモンスター市民です。
まあ不可思議な人がいるもんだなあという事務所への土産話でよかったのですが、しかしこの女性、親しいらしいある団体だけ持ち時間を45分にするという暴挙に出た。たかがアマチュアサークルのちっぽけな発表ですから、他の人に文句がなきゃ別にちっともかまわないのですが、でも、やっぱりこういうおかしなことがまかり通って、誰もそれを指摘しないってのは健全じゃないでしょう。
「こっちだってもっと時間欲しいですよ、他にもそう思う方いらっしゃるんじゃないんですか。一団体30分と決めたのなら、例外なくそのルールでいくべきではないですか」
と、つい僕は言っちゃいました。そうしたら、他の団体の方々はみんなそれに同意してくださいました。大きく頷いて笑顔を僕に送ってくださった女性もいた。
しかしご当人たちはそういう空気を感じる感受性もないらしく、ゴリ押しがうまくいかなかったことだけが不満らしい。
「去年だってうちは50分もらったんですよ、うちは人数が多いから……」
この人、他のグループの人数を知ってるのかね。モンスターがふたり。仕切っていたモンスターの方も……
「今年は我慢して……」
……だってさ。来年だってこういうやり方はダメだろう。
僕が言い出さなければ、きっとそのグループだけ特別待遇になったんでしょうね。
ほんとはね、各団体それぞれ事情があるのでしょうから、皆さんが納得すれば何も杓子定規にみんな同じ時間にしなくてもいいと思うのです。でも手順が大切です。みなさんの意見を平等に聞いて、みんなで相談して調整することが必要。
いきなり頭ごなしに一団体30分と独断的に決めておいて、それを真っ先に自分が破ろうとすることのおかしさが、この人は全く分かってないんだろうなあ。
他にも更衣室のこととか、4時には絶対終わらなければいけないと言っておきながらきっと時間が押すだろうとか、一時が万事この調子で、いやあ呆れました。
ちょっと話がそれますが、川崎の市民劇のこと。あちらは演劇のプロがたくさん関わっています。アマチュアでもセミプロのような方々が大勢。そうした人たちが醸し出す雰囲気が、お芝居未経験の一般の方々が参加する障害になっているのではないか、ずっとそう感じていました。でも、「市民」の方々の中には、役がついたのに稽古半ばで降板するみたいな、舞台人の常識では考えられないことをなさる方もいらっしゃるようで、お金を取って観て頂く社会的な責任を考えると、重要な役どころはプロで固めざるをえないのだと聞きました。
狛江は無料の発表会ですが、熟すまで催しのプロといえるようなスタッフに参加してもらって芯になってもらい、色々と学ぶことも必要だと今日は思ったのでした。プロの常識で運営するということではなく、一部の市民の非常識をなくすために。
この後聞いた会場の職員の方の愚痴はナイショにしますが、これでも昔よりはよくなってきているのだそうです。しかし、僕には、25回という歴史が積み重ねてきた経験のようなものが殆ど感じられませんでした。その原因は、どこかやり方が間違っているからだと思う。でも、そう思っても大概の人は何も言わないだろうし、言いたくてもあんな理屈の通らないモンスターがいたんじゃ言い出せない。たとえ言っても変わらない。最悪ですね。
とはいえ、ボランティアで実行委員になっていらっしゃる方々のご苦労には頭が下がります。色々とお手伝いすることも吝か(ヤブサカ)ではなかったのですが、発表会当日まで、一切顔を出すのは止めることにしました。市にはこの施設を廃止する意見もあるようですが、25年やってこれじゃあ致し方ないという気もします。市が無理解なのではなく、厳しさを学ばずにただ行政にねだるだけの市民のほうに責任があるのではないかな。
もしこの記事をお読みになった関係者の方がおられれば、是非ご一考を。また、どこかで一献傾けるなんて如何?
※(追記)市のある催しとは“中央公民館のつどい”、この日はその第二回の実行委員会。
⇒第一回実行委員会
まず、実行委員の皆さんがいろいろと説明してくださるのですが、これが要領を得ない。この催しは、もう25回も続いていて、常連さんも結構いらっしゃるようで、その常連さんには分かりきったことなのかもしれませんが、はじめて参加する者にはチンプンカンプンなのです。たぶん、そのことに委員の方が気づいていないみたい。
宇夫方女史は「いいのいいの、何時から何分間の時間をくれるのかが分かればいいだけなんだから」とあっけらかん。
全体会のあと、コンサートに参加する団体だけで時間調整。これがいやはやなんとも。
立場不明の女性がいきなり仕切り始めたのです。4時までに終わらなければならないからひとつの団体30分、でなければできませんみたいなことを言う。そしてその言い方が極めて高圧的。普通なら、初参加の団体さんもいるんだし、たとえそうじゃなくったって、今回はどういう風に決めていきましょうかみたいなところから始めるでしょう。
まさにモンスターペアレンツならぬモンスター市民です。
まあ不可思議な人がいるもんだなあという事務所への土産話でよかったのですが、しかしこの女性、親しいらしいある団体だけ持ち時間を45分にするという暴挙に出た。たかがアマチュアサークルのちっぽけな発表ですから、他の人に文句がなきゃ別にちっともかまわないのですが、でも、やっぱりこういうおかしなことがまかり通って、誰もそれを指摘しないってのは健全じゃないでしょう。
「こっちだってもっと時間欲しいですよ、他にもそう思う方いらっしゃるんじゃないんですか。一団体30分と決めたのなら、例外なくそのルールでいくべきではないですか」
と、つい僕は言っちゃいました。そうしたら、他の団体の方々はみんなそれに同意してくださいました。大きく頷いて笑顔を僕に送ってくださった女性もいた。
しかしご当人たちはそういう空気を感じる感受性もないらしく、ゴリ押しがうまくいかなかったことだけが不満らしい。
「去年だってうちは50分もらったんですよ、うちは人数が多いから……」
この人、他のグループの人数を知ってるのかね。モンスターがふたり。仕切っていたモンスターの方も……
「今年は我慢して……」
……だってさ。来年だってこういうやり方はダメだろう。
僕が言い出さなければ、きっとそのグループだけ特別待遇になったんでしょうね。
ほんとはね、各団体それぞれ事情があるのでしょうから、皆さんが納得すれば何も杓子定規にみんな同じ時間にしなくてもいいと思うのです。でも手順が大切です。みなさんの意見を平等に聞いて、みんなで相談して調整することが必要。
いきなり頭ごなしに一団体30分と独断的に決めておいて、それを真っ先に自分が破ろうとすることのおかしさが、この人は全く分かってないんだろうなあ。
他にも更衣室のこととか、4時には絶対終わらなければいけないと言っておきながらきっと時間が押すだろうとか、一時が万事この調子で、いやあ呆れました。
ちょっと話がそれますが、川崎の市民劇のこと。あちらは演劇のプロがたくさん関わっています。アマチュアでもセミプロのような方々が大勢。そうした人たちが醸し出す雰囲気が、お芝居未経験の一般の方々が参加する障害になっているのではないか、ずっとそう感じていました。でも、「市民」の方々の中には、役がついたのに稽古半ばで降板するみたいな、舞台人の常識では考えられないことをなさる方もいらっしゃるようで、お金を取って観て頂く社会的な責任を考えると、重要な役どころはプロで固めざるをえないのだと聞きました。
狛江は無料の発表会ですが、熟すまで催しのプロといえるようなスタッフに参加してもらって芯になってもらい、色々と学ぶことも必要だと今日は思ったのでした。プロの常識で運営するということではなく、一部の市民の非常識をなくすために。
この後聞いた会場の職員の方の愚痴はナイショにしますが、これでも昔よりはよくなってきているのだそうです。しかし、僕には、25回という歴史が積み重ねてきた経験のようなものが殆ど感じられませんでした。その原因は、どこかやり方が間違っているからだと思う。でも、そう思っても大概の人は何も言わないだろうし、言いたくてもあんな理屈の通らないモンスターがいたんじゃ言い出せない。たとえ言っても変わらない。最悪ですね。
とはいえ、ボランティアで実行委員になっていらっしゃる方々のご苦労には頭が下がります。色々とお手伝いすることも吝か(ヤブサカ)ではなかったのですが、発表会当日まで、一切顔を出すのは止めることにしました。市にはこの施設を廃止する意見もあるようですが、25年やってこれじゃあ致し方ないという気もします。市が無理解なのではなく、厳しさを学ばずにただ行政にねだるだけの市民のほうに責任があるのではないかな。
もしこの記事をお読みになった関係者の方がおられれば、是非ご一考を。また、どこかで一献傾けるなんて如何?
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