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“ばりき屋”はホルモン専門店《“ばりき屋”のホルモンは安くてスコブル旨い》

“ばりき屋”のサブカテゴリーは、きっと連載小説です。
昨年暮れに来た時は市場が休みで食べられなかったレバ刺し、午後10時前に店に入ってまず注文したがやっぱり品切れ。ここのレバ刺しは、それを目当てに遠くから来るお客さんもいるという店長一押しの品なのだが残念。遅めの時間に“ばりき屋”のレバ刺しが食べたいならば、電話予約しておかなければダメみたい。

変わりにユッケ刺しを頼んだ。
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以前の画像は卵の黄身を崩した後だったので、本日は崩す前。でも今日はピンボケ。)

もうひとつの店長お勧めメニューは“にんにくハラミ”
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値段はカルビ並み。ホルモンとしてはちょっとお高め。

そうなんだ。今までは“ばりき屋”に来るたび、やっぱり焼肉定番のカルビとロースは抑えておこうみたいな思い込みがあって、必ず注文してきたが、ばりき屋がそれほど安い店じゃないと感じていたのは、そのカルビやロースの所為だったような気がする。“にんにくハラミ”以外のホルモンは実に安い。

そうなんだ!
ばりき屋は焼肉屋ではなくホルモン焼肉屋なのだ!
そして……
ばりき屋のホルモンは安くて旨い!
十文字昇氏がこだわっているのは牛の筋肉なのではなく、牛の臓器なのである。
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おや、泡盛のボトルも、久米仙に進化してるじゃないさ。
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あら、カウンターにHAJIMEちゃんを発見。
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HAJIMEちゃんは“魚と日本酒の会”を主催するくらい食物にはウルサイ。ばりき屋はそんなHAJIMEちゃんのお気に入り。曰く……
「こんな質のいいホルモンをこんな安い値段で出している店なんて他にないっすよ」

今日は元暴走族の特攻隊長の「M.A.P.のはじめちゃん」と来た。やがてカウンターの「ダンサーのはじめちゃん」も合流、厨房から十文字昇くんも加わって“ばりき屋談義”になった。
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「カルビとかロースなんか、出すの止めちゃえばいいのに」
「うち、家族連れが多くんすよ。親がホルモンを食べたくて来る。でも子供はホルモンがダメ、だからお子さんには肉を食べさせておいて、親は食べたいホルモンを注文するってことが結構あるんです」
なるほどねえ。

たぶん今後、僕は、“ばりき屋”でカルビやロースを頼むことは無いだろう。そういう肉が食べたい時は別の店に行く。“ばりき屋”のカルビやロースが不味いといっているわけではない。そうではなくて、“ばりき屋”はホルモンがスコブル美味しいホルモン専門店なのだから。

今日はホルモン一辺倒。それで十分満足なのだ。それどころかカルビやロースを注文しないほうが、気のせいだろうか、後味がいい気がするくらい。
この日、あんまりワサワサ食ったのでホルモンの画像なし。次回から、“ばりき屋”のホルモンを、ひとつひとつ紹介しようと思っている。

どう?十文字さん。今日の記事は結構宣伝した感じじゃない。お客さん増えたらどうしよう。そうしたら益々レバ刺し品切れ?いや、逆にたくさん仕入れることができるから、品切れ解消につながるのかもね。
《追伸1》
お客さんがすごく増えれば、多少の無駄も許容できるようになるのでしょう。そうなれば品切れ状態がないようにたくさん仕入れられるようになる。でもそこでスケベ根性を出して余ったものを次の日も出すのはタブー。それをやると客は途端にいなくなる。
でも捨ててしまう飽食グルメの感じはとっても嫌。つまり、いくら客が増えても、遅い時間には品切れになる店であり続けること。それが大切なのかもしれないなあ。

《追伸2》
やっぱりおじさんのために、酢の物みたいな箸休め的メニューを数品、しつこくお願い。
HAJIMEちゃんと十文字氏の“ばりき屋談義”は続く……
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tag: 喜多見_焼肉.ばりき屋 

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