2011年03月04日(金)15時24分
第26回狛江市中央公民館のつどい《M.A.P.沖縄教室発表会のお知らせ》
まずは昨年の記事をコピペ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3月4日、サンシンの日
1993年、琉球放送が3月4日をサンシンの日にしようと提唱。以来、この日は沖縄県内各地で三線の演奏会が行われる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というわけで、今日は三線にまつわる話題を二つばかり。
ひとつ目……
すいぶん遅くなりましたが、S-1グランプリ2010の写真が夏子さんから届きました。

優勝したのは岡村聡士君ですね。手に持っているのは宮城さんが作った三線型の壺屋焼きトロフィーです。作務衣を着たいかついおじさんはS-1グランプリの主宰者、ハンサム・マーキーさんです。
さて、ふたつ目……
すでにちょこっとお知らせしている発表会のことですが……
今日は「サンシンの日」というわけで、正式にこっそり告知します。そうです。例の会議のやつ。
狛江市の中央公民会のつどいです!
「中央公民館利用団体で組織された実行委員会が企画・実施するもので、学習・文化活動の発展を目指して日頃の成果を皆さんにご覧いただく機会にしたいと頑張っています」
……という主旨らしい。
日程は3月9日(水)〜13日(日)。詳細は狛江市のホームページの「行政情報 」>「広報こまえ」 >「平成23年3月1日号(1073号・テキスト版)」の中にあります。
⇒第26回中央公民館のつどい(1073-01)
しかし、この催しがあるということを知らなければ、狛江市のホームページのトップから、ココまでたどり着くのはまず不可能です。つまり、ページは作ったけれど、全く広報にはなっていない。これぞお役所仕事!そして、イベントが終了すると、たぶん消されてしまうページだと思われます。
(※なぜなら、第25回中央公民館のつどい(1049-08)という記事があったはずなのですが、今はもう見られません。こういうことってどうなのさ、狛江市のホームページ制作担当さんよお。)
ともかく「中央公民会のつどい」は、展示会だとか講習会だとか、実に盛りだくさんの催しです。その中のひとつに「つどいコンサート」という企画があって、それにM.A.P.が運営する三つの沖縄関連の教室も、合同で参加してみようか、ということになりました。
(※コンサートの全体プログラムはこの記事の最後(続き)にチラシのスキャンデータを貼り付けました。)
会場は狛江中央公民館地下1階ホールです。中央公民館は小田急線狛江駅より徒歩4分くらい、狛江市役所の隣、市役所の正面から見て左側にあります。
我々の出番は13日の日曜日の午後2時半から3時までの30分間。
(※ただし時間通りに進行するかどうかは定かではありません。なにしろ…… おっとそいつはお口にチャック。)
私たちの出し物の詳細は次の通りです。
(1)「四つ竹」
琉球王国が中国から訪れる冊封使(さっぷうし)をもてなすために踊られた演目。これぞ琉球舞踊みたいな踊りですね。M.A.P.が誇る川崎仙子先生と持田明美先生の唄三線に合わせて、琉球舞踊教室の生徒さんたちが踊ります。
(2)「伊計離節(いちはなりぶし)」
あなたがいる島に行きたいけれど、潮の流れが速くて漕ぎ着けないというもどかしさを唄ったもの。川崎仙子先生の唄三線独唱。
(3)「安波節(あはぶし)」
安冨祖流古典三線で最初に習う定番の曲。もともと沖縄本島の北部にある安波という集落で、お祭りの時にうたわれていました。川崎・持田先生に三線教室の生徒が加わって弾き歌います。時を忘れて歌い遊ぶ、そんな沖縄の時間の流れを感じてください。
(4)「武富節(だきどぅんぶし)」
「貫花」という有名な舞踊があります。それは前半は「武富節」、後半は「南嶽節(なんだきぶし)」で踊るのですが、今回は前半の「武富節」の部分を、三線教室の生徒さんたちの地謡(じかた=歌舞伎などでいうところの下座音楽)で、舞踊教室の生徒さんが踊ります。
三線を習っている人たちは関東にもたくさんいますが、踊りの地謡をやる機会はまずありません。踊り手の心の動きを感じながら弾き歌うことは、独唱することとは全く違った奥深さがあり、かつ楽しいものなのです。
(独唱と地謡とでは、同じ曲でも歌い方が違うのです。)
(5)「安里屋ゆんた」
ヤマトでも良く知られている曲ですが、もともとは八重山地方(石垣島や宮古島など、沖縄本島よりさらにずっと南西の島々の地方)の労働歌でした。竹富島に実在した絶世の美女安里屋クヤマと、本島から派遣されクヤマに一目ぼれした役人のやり取りを面白おかしく描いています。この伝統的な「安里屋ゆんた」に対して、皆さんがよく知っているバージョンを「新安里屋ゆんた」と呼んで区別しています。今回は「新安里屋ゆんた」「安里屋ゆんた」と続けて演奏します。琉球舞踊のメンバーは三板(サンバ)や掛け声で参加かな。
そして、ゆんたくの会のメンバーが、ウチナーグチで司会をします。これが東京では一番希少価値がありそうですね。只今頑張って練習中です。さていかがなりますことやら。
なお、高山正樹と宇夫方路は、いまのところ三線教室の生徒として参加する予定です。
もちろん無料です。皆さん、是非、13日は会場まで遊びに来てくださいませ。
そうだ、ハンサム・マーキーさんにも、岡村聡士君にも、夏子にも、13日の案内しよっと。
そして、こんなチラシも作りました。

【コンサート全体のプログラム】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3月4日、サンシンの日
1993年、琉球放送が3月4日をサンシンの日にしようと提唱。以来、この日は沖縄県内各地で三線の演奏会が行われる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というわけで、今日は三線にまつわる話題を二つばかり。
ひとつ目……
すいぶん遅くなりましたが、S-1グランプリ2010の写真が夏子さんから届きました。

優勝したのは岡村聡士君ですね。手に持っているのは宮城さんが作った三線型の壺屋焼きトロフィーです。作務衣を着たいかついおじさんはS-1グランプリの主宰者、ハンサム・マーキーさんです。
さて、ふたつ目……

今日は「サンシンの日」というわけで、正式にこっそり告知します。そうです。例の会議のやつ。
狛江市の中央公民会のつどいです!
「中央公民館利用団体で組織された実行委員会が企画・実施するもので、学習・文化活動の発展を目指して日頃の成果を皆さんにご覧いただく機会にしたいと頑張っています」
……という主旨らしい。
日程は3月9日(水)〜13日(日)。詳細は狛江市のホームページの「行政情報 」>「広報こまえ」 >「平成23年3月1日号(1073号・テキスト版)」の中にあります。
⇒第26回中央公民館のつどい(1073-01)
しかし、この催しがあるということを知らなければ、狛江市のホームページのトップから、ココまでたどり着くのはまず不可能です。つまり、ページは作ったけれど、全く広報にはなっていない。これぞお役所仕事!そして、イベントが終了すると、たぶん消されてしまうページだと思われます。
(※なぜなら、第25回中央公民館のつどい(1049-08)という記事があったはずなのですが、今はもう見られません。こういうことってどうなのさ、狛江市のホームページ制作担当さんよお。)
ともかく「中央公民会のつどい」は、展示会だとか講習会だとか、実に盛りだくさんの催しです。その中のひとつに「つどいコンサート」という企画があって、それにM.A.P.が運営する三つの沖縄関連の教室も、合同で参加してみようか、ということになりました。
(※コンサートの全体プログラムはこの記事の最後(続き)にチラシのスキャンデータを貼り付けました。)
会場は狛江中央公民館地下1階ホールです。中央公民館は小田急線狛江駅より徒歩4分くらい、狛江市役所の隣、市役所の正面から見て左側にあります。
我々の出番は13日の日曜日の午後2時半から3時までの30分間。
(※ただし時間通りに進行するかどうかは定かではありません。なにしろ…… おっとそいつはお口にチャック。)
私たちの出し物の詳細は次の通りです。
(1)「四つ竹」
琉球王国が中国から訪れる冊封使(さっぷうし)をもてなすために踊られた演目。これぞ琉球舞踊みたいな踊りですね。M.A.P.が誇る川崎仙子先生と持田明美先生の唄三線に合わせて、琉球舞踊教室の生徒さんたちが踊ります。
(2)「伊計離節(いちはなりぶし)」
あなたがいる島に行きたいけれど、潮の流れが速くて漕ぎ着けないというもどかしさを唄ったもの。川崎仙子先生の唄三線独唱。
(3)「安波節(あはぶし)」
安冨祖流古典三線で最初に習う定番の曲。もともと沖縄本島の北部にある安波という集落で、お祭りの時にうたわれていました。川崎・持田先生に三線教室の生徒が加わって弾き歌います。時を忘れて歌い遊ぶ、そんな沖縄の時間の流れを感じてください。
(4)「武富節(だきどぅんぶし)」
「貫花」という有名な舞踊があります。それは前半は「武富節」、後半は「南嶽節(なんだきぶし)」で踊るのですが、今回は前半の「武富節」の部分を、三線教室の生徒さんたちの地謡(じかた=歌舞伎などでいうところの下座音楽)で、舞踊教室の生徒さんが踊ります。
三線を習っている人たちは関東にもたくさんいますが、踊りの地謡をやる機会はまずありません。踊り手の心の動きを感じながら弾き歌うことは、独唱することとは全く違った奥深さがあり、かつ楽しいものなのです。
(独唱と地謡とでは、同じ曲でも歌い方が違うのです。)
(5)「安里屋ゆんた」
ヤマトでも良く知られている曲ですが、もともとは八重山地方(石垣島や宮古島など、沖縄本島よりさらにずっと南西の島々の地方)の労働歌でした。竹富島に実在した絶世の美女安里屋クヤマと、本島から派遣されクヤマに一目ぼれした役人のやり取りを面白おかしく描いています。この伝統的な「安里屋ゆんた」に対して、皆さんがよく知っているバージョンを「新安里屋ゆんた」と呼んで区別しています。今回は「新安里屋ゆんた」「安里屋ゆんた」と続けて演奏します。琉球舞踊のメンバーは三板(サンバ)や掛け声で参加かな。
そして、ゆんたくの会のメンバーが、ウチナーグチで司会をします。これが東京では一番希少価値がありそうですね。只今頑張って練習中です。さていかがなりますことやら。
なお、高山正樹と宇夫方路は、いまのところ三線教室の生徒として参加する予定です。
もちろん無料です。皆さん、是非、13日は会場まで遊びに来てくださいませ。
そうだ、ハンサム・マーキーさんにも、岡村聡士君にも、夏子にも、13日の案内しよっと。
そして、こんなチラシも作りました。

【コンサート全体のプログラム】


- 関連記事
-
-
第6回M.A.P.発表会“沖縄の歌と踊りとその仲間たち” 2017/01/26
-
今年は狛江の公民館のイベントで三つ参加します! 2016/02/15
-
第4回M.A.P.発表会“沖縄の歌と踊りとその仲間たち” 今年は… 2015/05/12
-
つどいコンサートに今年も参加 2015/02/28
-
第26回いべんと西河原、M.A.P.琉球舞踊教室・三線教室が合同で参加! 2015/02/18
-
第3回M.A.P.発表会“沖縄の歌と踊りとその仲間たち” 今年もやります! 2014/07/26
-
今年は“いべんと西河原”と“中央公民館のつどい”の両方に参加! 2014/02/15
-
今年も“いべんと西河原”に参加します! 2014/02/15
-
第2回M.A.P.発表会の告知~福島~高江 2013/09/28
-
中央公民館のつどいコンサートと体験コーナーに・・ 2013/02/25
-
色々と告知しなくちゃね… 2013/02/08
-
第24回いべんと西河原にM.A.P.琉球舞踊教室・M.A.P.三線教室合同で参加 2013/02/08
-
「沖縄の歌と踊りとその仲間たち」M.A.P.発表会の御案内 2012/11/01
-
第26回狛江市中央公民館のつどい《M.A.P.沖縄教室発表会のお知らせ》 2011/03/04
-
厚木のサティで踊ります 2010/07/26
-
← 比嘉くんのことは後日追記するつもりだったのだが… | “串かん”のカウンターに座った →
コメントの投稿
Track Back
ご案内
この新ブログへ引越し作業中です!
├ 月別アーカイブ
| └ 2011年03月 - 04日 (金)
├ カテゴリー
| └ 発表会告知
└ 第26回狛江市中央公民館のつどい《M.A.P.沖縄教室発表会のお知らせ》
(ブログの説明はトップページに)
ページジャンプ
全1ページ中
1ページ目
1ページ目
カレンダー(月別)
月別アーカイブ
plugin by カスタムテンプレート
最新記事(+webslice)
新着コメント+Trackback
NEWコメント<>+-
- 2019-03-16 MAP : 宮沢賢治の“トロメライ”って何?(「音を楽しむ雑記帖」→「宮澤賢治考」)-コメントを転載2
- 2019-03-16 MAP : 宮沢賢治の“トロメライ”って何?(「音を楽しむ雑記帖」→「宮澤賢治考」)-コメントを転載
- 2019-03-16 MAP : 47個のコメントの意味(2006年2月のこと)-コメントも転載しました4
- 2019-03-16 MAP : 47個のコメントの意味(2006年2月のこと)-コメントも転載しました3
- 2019-03-16 MAP : 47個のコメントの意味(2006年2月のこと)-コメントも転載しました2
- 2019-03-16 MAP : 47個のコメントの意味(2006年2月のこと)-コメントも転載しました。
- 2019-03-15 MAP : 神楽坂とCHICAGO-「宮沢賢治考」のコメント2
- 2019-03-15 MAP : 神楽坂とCHICAGO-「宮沢賢治考」のコメント1
- 2019-03-15 MAP : キャッチコピー後日談-サイト振興委員会
- 2019-03-15 MAP : 川越美術館で“どんぐりと山猫”上演-山猫ブログに頂いたコメント4
- 2019-03-15 MAP : 川越美術館で“どんぐりと山猫”上演-白石准の返信
- 2019-03-15 高山正樹 : 川越美術館で“どんぐりと山猫”上演-高山正樹の返信
- 2019-03-15 MAP : 川越美術館で“どんぐりと山猫”上演-山猫ブログに頂いたコメント3
- 2019-03-15 MAP : 川越美術館で“どんぐりと山猫”上演-山猫ブログに頂いたコメント2
- 2019-03-15 MAP : 川越美術館で“どんぐりと山猫”上演-白石准の返信
- 2019-03-15 MAP : 川越美術館で“どんぐりと山猫”上演-山猫ブログに頂いたコメント1
- 2019-03-15 MAP : 【田中寺公演】本番と打上げ-山猫ブログへのコメント転載3
- 2019-03-15 MAP : 【田中寺公演】本番と打上げ-山猫ブログへのコメント転載2
- 2019-03-15 MAP : 【田中寺公演】本番と打上げ-山猫ブログへのコメント転載1
- 2019-03-15 MAP : みそかです-山猫ブログのコメントを転載
Trackback
<>
+
-
- 2017-08-06 ひだまりのお話 : 久米明さんにお会いしました。《懐かしい過去たちに囲まれて》-街話§J街通信[95]酒舎かんとりぃ
- 2012-12-31 初老間近のしがない俳優の呟き : (まもなく)-実験は続く…
- 2012-12-10 M.A.P.after5 : 玄羽さんの送別会-沖縄芸人ライブ“ぱんみかす”(そっと内緒に追記して再投稿)
- 2012-11-20 M.A.P.after5 : 体育会系居酒屋-出ないなら出る練習をする
- 2012-11-20 M.A.P.after5 : お久しぶりです浅野さん!-出ないなら出る練習をする
Comment