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沖縄の台風を甘く見てはいけない

《8月4日(木)-1》
あの大震災から146日目……
こんな御宿に泊めていただいているのである。
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朝6時過ぎ、表に出てみた。
おや?
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ずいぶんと近づいてきているらしい。
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実はこの記事、この日ではなく、ずっと後の10月の終わりに書いている。旅はいつでもそうだが、なかなか落ち着いてネットに投稿することなど出来ない。ならば書かなければいい。しかし、一貫性と連続性が重要なファクターだと相変わらず僕は思い込んでいて、いくら遅れても、どうしても書かずにはいられない。このブログを、続き物として読んでくれる人なんて、滅多にいやしない。そんなことは重々承知しているのだが。

記事が書けないことを埋め合わせるように、ツイッターを開いて、今の気分に合った他人様の呟きを見つけて久しぶりにリツイートしてみたりした。那覇に住んでいる「大一」という人の呟き。
「泡瀬干潟の問題。仮に万が一、埋立に経済的合理性があったとしても、壊したらもう元通りにはできない貴重な自然と、経済的合理性があるという開発を天秤にかけた時に、簡単に自然を切り捨てていいのだろうか?将来に必要なのはどこにでもある人工物より自然だ」

僕は、もうひとつの別の気分を、自分自身で呟いてみることにした。他人の呟きをいくら探しても、なかなか見つからない気分だから。

【そして久しぶりに呟いた】
8:27
今の日本国で人らしくあろうとすれば、ここ沖縄で、ネットなどとは一切無縁に暮らす、それしかないのかも。「そんな都合のいいこと許してくれますか」と、そっと心の中で沖縄の人たちに尋ねてみた。


能天気な連中は、今日帰るのである。
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だから、沖縄に残って仕事をする我々とはここでお別れである。
「お疲れさん、今度は東京で」

の、はずであったのだが……

午前9時を回った。海はいよいよ異様な感じになってきた。
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僕と宇夫方女史は、あちこち寄りながら那覇方面へ向かう予定。だがその前に、海の近くまで行ってみたくなった。少し北上すれば、道は海岸線の脇を通る。ちょっとした冒険心。
おお、これこれ、波が防波堤を飛び越している。
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ちょいと良さげなところに車を停めてカメラを構えた。
おお!
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わお!
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これね、画像じゃあ大したことないように見えるけれど、結構すごいのである。だんだん恐ろしくなってきた。ダメだ、もう行こう、と車を出した。しまった、帰りは海側だ、やばいかもしれない……、と!
ぎゃ~!!
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「撮った?撮った?今の、撮った?!」

教訓。
台風を甘く見ては絶対いけない!
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