2011年09月12日(月)23時25分
名月か
《9月12日(月)》
【この日呟いたこと……】
※琉球新報のツイッター「鉢呂経産相辞任、耐え難い感受性の鈍さ」を受けて。
10:31
拝啓、琉球新報殿。日頃からお世話になっています。しかし…。お願いです。どうかこの出来事の背景にあるものを、ちゃんと検証してみてください。お願いです。どうか、どうか。
10:39
琉球新報と同じことを、沖縄タイムスには言わなかった。いずれ、直接話す。
中秋の名月である。旧暦8月の15日である。つまり十五夜である。この日の月が満月になるのは、6年に一度なのだという。
はて、「十五夜」は満月が見られる夜のことだと思っていた。満月の夜は十五夜だと少しも疑っていなかった。しかしそうではないらしい。
新月を一日(朔・ついたち)として、そこから数えて15番目の日の夜を十五夜と呼ぶのだと思っていた。また、新月が満月になるまで15日かかるということも知っていた。だとするなら、満月は16日目の月ではないのか。考えてみれば、なんだかおかしいのに、今までそんなふうに思ったこともなかった。
【追伸】
調べると、事はさほどに単純ではないことが分かった。まず、新月は朔(ついたち)なのかというと、どうもそうとも限らないらしい。初めて見える月のことを新月という場合もあって、その場合は、朔の月は見えないので、月齢2日目あたりの月を新月というらしい。しかし、ここは朔の、月齢0の月を新月としておこう。
また、月齢というのは新月の0から満月まで刻々と増えていくわけで、誕生日みたいに、午前零時に一つ年を重ねるのではない。新月の日というのは、その24時間のうちどこかで月齢が0になるという日である。同様に、15夜の日というのは、その日のどこかで月がぴったり月齢14になる日ということなのである。つまり、13より多く15より少ない月齢、例えば13.6から14.5までの月が現れたりする日だということ。でも、そうなのだとしたら、やっぱり満月である月齢15の月が現れるのは16夜ではないか。ところが、月は夕方に出て朝には沈んでしまうので、十五夜に見える月の方が満月に近いことが多いということらしいのである。
さて、何故、6年に一度、十五夜が満月になるのか。
午前0時から23時59分の間に新月になる日を月の一日(ついたち)とする暦、それが旧暦、月の暦でなのであるが、新月が満月になるまでの日数は、ピッタリ15日なのではない。平均約14.76日で、15日より少し短いのだ。
例えば今年だが、旧暦の、1月と3月と4月は30日まであるが、2月と5月は29日までしかない。それは、月の一巡が15日よりおよそ平均1/4(0.24)日くらい短いから、一か月の日数を、時々短くして調整しているのである。それに月の軌道が楕円だという要素が加わることによって、時々(6年に一回くらい)8月15日が満月になるということらしい。
【追伸】
これもどうやらそういうわけでもないらしい。まず新月が満月になるまでの日数が平均14.76日と言ったけれど、その幅は13.9日~15.6日で、その最大と最小の差はかなり大きい。また、軌道が楕円というのもかなり影響大で、15夜に満月が見られる年が何年も続いたり、逆にしばらく無かったりするらしい。
そして今年が、8月15日が満月になる年なのだという。
というわけで、事務所から表に出て、デジカメで撮影してみた。

ちっとも美しくない。なんだかな、“ふくいち”のライブカメラみたいになっちまった。と、思ったら、電線がやけに気になりだした。
大震災から185日目。
7度目の満月というわけである。
月あかりでゴーヤーを撮ってみたかったが、ダメだった。

ゴーヤーはやっぱり太陽が似合う。明日、晴れたら撮ろう。
事務所の線量……

昼は税金の計算をして、そして支払って。
夜は、大城洋子さんと国弘泉さんが来て、そして色々と相談をして。それからコンケン・アイへ行ったのだ。
オヤジさんの釣果。

考えることあり。いずれ……
【この日呟いたこと……】
※琉球新報のツイッター「鉢呂経産相辞任、耐え難い感受性の鈍さ」を受けて。
10:31
拝啓、琉球新報殿。日頃からお世話になっています。しかし…。お願いです。どうかこの出来事の背景にあるものを、ちゃんと検証してみてください。お願いです。どうか、どうか。
10:39
琉球新報と同じことを、沖縄タイムスには言わなかった。いずれ、直接話す。
中秋の名月である。旧暦8月の15日である。つまり十五夜である。この日の月が満月になるのは、6年に一度なのだという。
はて、「十五夜」は満月が見られる夜のことだと思っていた。満月の夜は十五夜だと少しも疑っていなかった。しかしそうではないらしい。
新月を一日(朔・ついたち)として、そこから数えて15番目の日の夜を十五夜と呼ぶのだと思っていた。また、新月が満月になるまで15日かかるということも知っていた。だとするなら、満月は16日目の月ではないのか。考えてみれば、なんだかおかしいのに、今までそんなふうに思ったこともなかった。
【追伸】
調べると、事はさほどに単純ではないことが分かった。まず、新月は朔(ついたち)なのかというと、どうもそうとも限らないらしい。初めて見える月のことを新月という場合もあって、その場合は、朔の月は見えないので、月齢2日目あたりの月を新月というらしい。しかし、ここは朔の、月齢0の月を新月としておこう。
また、月齢というのは新月の0から満月まで刻々と増えていくわけで、誕生日みたいに、午前零時に一つ年を重ねるのではない。新月の日というのは、その24時間のうちどこかで月齢が0になるという日である。同様に、15夜の日というのは、その日のどこかで月がぴったり月齢14になる日ということなのである。つまり、13より多く15より少ない月齢、例えば13.6から14.5までの月が現れたりする日だということ。でも、そうなのだとしたら、やっぱり満月である月齢15の月が現れるのは16夜ではないか。ところが、月は夕方に出て朝には沈んでしまうので、十五夜に見える月の方が満月に近いことが多いということらしいのである。
さて、何故、6年に一度、十五夜が満月になるのか。
午前0時から23時59分の間に新月になる日を月の一日(ついたち)とする暦、それが旧暦、月の暦でなのであるが、新月が満月になるまでの日数は、ピッタリ15日なのではない。平均約14.76日で、15日より少し短いのだ。
例えば今年だが、旧暦の、1月と3月と4月は30日まであるが、2月と5月は29日までしかない。それは、月の一巡が15日よりおよそ平均1/4(0.24)日くらい短いから、一か月の日数を、時々短くして調整しているのである。それに月の軌道が楕円だという要素が加わることによって、時々(6年に一回くらい)8月15日が満月になるということらしい。
【追伸】
これもどうやらそういうわけでもないらしい。まず新月が満月になるまでの日数が平均14.76日と言ったけれど、その幅は13.9日~15.6日で、その最大と最小の差はかなり大きい。また、軌道が楕円というのもかなり影響大で、15夜に満月が見られる年が何年も続いたり、逆にしばらく無かったりするらしい。
そして今年が、8月15日が満月になる年なのだという。
というわけで、事務所から表に出て、デジカメで撮影してみた。

ちっとも美しくない。なんだかな、“ふくいち”のライブカメラみたいになっちまった。と、思ったら、電線がやけに気になりだした。
大震災から185日目。
7度目の満月というわけである。
月あかりでゴーヤーを撮ってみたかったが、ダメだった。

ゴーヤーはやっぱり太陽が似合う。明日、晴れたら撮ろう。
事務所の線量……

昼は税金の計算をして、そして支払って。
夜は、大城洋子さんと国弘泉さんが来て、そして色々と相談をして。それからコンケン・アイへ行ったのだ。
オヤジさんの釣果。

考えることあり。いずれ……
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