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急いではいるが誕生日を祝ってもらったことは省けない

パラパラパラっと…

M.A.P.after5に家族親戚の中で初めて登場!
女房の妹の御主人さんです。つまり、義理の弟ってことになるんですかね。
ななしん屋にて

行ったところはパラダイス通りの“ななしん屋”
カウンターの中にいるのはもちろんママ。そして若き(?)ふたりの女性、手前はボクの沖縄の娘(と勝手にそういうことにしている)西岡美幸、そして奥の方がやはりM.A.P.after5初登場の吉岡千絵さん。美幸ちゃんと千絵さんは高校の同級生。沖縄生活は千絵さんの方が長い。彼女は琉球大学を卒業後、何故か国際通りのおみやげ屋さんで働いている。
「え?あの時あんなところで土産物の笛を吹いていたのは…」みたいな面白き話もあるのだが、ちょいと先を急いでいるので、そこらへんについてはまた後日。

さてそんな彼女がどうして今ここにいるのか。美幸ちゃんと千絵さんは思い立って時々会う。時々しか会わないのはいつでも会えるから。昨日がそんな会おうね~という久しぶりの日だったのだが、お互い用事ができて、じゃあその翌日の今日にしようってな事になっていた。西岡美幸の用事とは、有難きことに小生が出演した朗読劇に行く事。さてその会場でのこと、彼女の席のちょいと後ろになんと吉岡千絵さんが座っていた。「なんで~」みたいな。つまり千絵さんの用事も「私(わん)の村から戦争が始まる」を観に行く事だったのである。

終演後のロビーにて、「んじゃ明日、みんなで遊ぼう!」

何度も言う。先を急いでいるのである。だから女房の妹のダンナさんが、実は会社の常務がななしん屋の常連で、その方に連れられて前にも来たことがあるとか、若い頃内地でガラス職人の修行をしていて、琉球ガラスについては言いたいことがあるみたいな話も、申し訳ないが簡単に済ませて先に進む。

しかし、急いではいるが、忘れちゃならないことがある。上の画像で女性たちが手に持っているのはな~んだ?

誕生日のケーキどうやら一昨日は、小生の誕生日だったらしい。沖縄のかわいい娘がケーキを買ってきてくれてそのことを思い出した。
「そうか、誕生日だったんだ。美幸ちゃんだけだよ、気にしてて祝ってくれるの」
情報源はフェイスブックらしい。人の誕生日を勝手に触れ回りやがってと思っていたが、こんないいこともある。
「設定変えれば誕生日のお知らせが友達のところに行かないようにもできるんですよ」
そっか。でも、今のままにしとこっと。

大きなロウソク5本と小さなロウソク5本。GO!GO!だ。
さりげなくママが電気を消してくれた。

暗がりの中で、密かにボクは涙を流していた。…のか、どうか…

さて、先を急ごう。
キーパーソンは吉岡千絵さんである。彼女はずっと普天間や辺野古に関わってきた。そこで高江のことも知った。殆どの人が高江のことなんか知らなかった当初から、彼女は高江に通っている。ボクに高江の事を初めて教えてくれたとみ久さんのこともよく知っていた。そんな高江繋がりで、彼女は昨日、高江についての朗読劇を観に来たのであった。

西岡美幸と吉岡千絵が時々しか会わない、それに大した意味はきっとない。女性ひとりでこの沖縄で仕事して生活していくのは大変だもん。しょっちゅう遊ぶ時間など作れるはずもない。

でもなあと、おじさんは考えていた。この沖縄に腰をすえて仕事をしながら、基地の問題に関わったり発言したりすることって、どういうことなんだろう、結構なハードルがあるのかもしれない。

「さて、もう一軒行きましょう、そこのマスターにちょっとお礼を言いたいことがあるんで」
女房の妹のダンナは腕時計にチラッと目をやって、奥さんと約束した時間にまだ間があることを確認した上で…
「行きましょう!」
一方、沖縄でこういう場合に時間を気にして誘いを断る独身女性は殆どいない。

先を急いでいるが、それはもうひとつ記事を書いてから。
【追伸】
吉岡千絵さんは、野村流の古典三線をしています。優秀賞まで取っています。最高賞に挑戦するも何度か落ちて、今は少し疎遠になっているようです。いずれそこんとこの突っ込んだ話もしたいですねえ。でも高江が落ち着けば、かなあ。
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tag: 高江  西岡美幸  沖縄の呑食処.ななしん屋  沖縄在住のヤマトゥンチュ  鉢嶺勉  沖縄の旅_2012年11月 

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