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カジマヤーとキジムナー

今日は……
旧暦9月7日、カジマヤー

数え97歳のトゥシビー祝い。通常トゥシビーのお祝いは正月明けの行事だが、カジマヤーは特別で、旧暦9月7日に長寿の祝いをする。「風車」とか「風車祭」とか表記される。最後のウフトゥシビーである。

トゥシビーについてはこちらを…
 ⇒http://mapafter5.blog.fc2.com/blog-entry-1428.html
マドゥトゥシビーとウフトゥシビーについては…
 ⇒http://mapafter5.blog.fc2.com/blog-entry-2066.html

カジマヤーとは「風に舞うもの」の意。かざぐるまをそんなふうに呼ぶ。美しいと思う。転じて十字形のものもカジマヤーといい、四辻(十字路)などもカジマヤーである。
老いれば童心に帰るからカジマヤーなのだというふうに言われているが、古来は模擬葬式であったらしい。昔は人が死ぬと、墓まで七つの四辻を渡っていった。それを模して、例えば名護では97歳の老人に死装束を着せて盛大にパレードをする。七か所の十字路では人々が待ち受けていて、ご当人から風車を貰ってその長寿にあやかる。
「もうあの世に行かれる歳になりました。どうぞお引き取り下さい」
そんな内容の祈願でもあったのだと聞けば、なんだか悲しくもある。

※追記(2021年まんちゃーひんちゃー100回記念の前に)
太陽暦で一年は365日。97年は太陰暦(純太陰暦じゃなきゃダメだけど)のよると一年は354日。つまり…
100年に相当する!
365×97÷354=100.014124
…だからこの年になると子供に還るって沖縄では言われる…って、ま、これは後からとってつけた屁理屈でしょうね。





映画監督のOさんがOさんと一緒にやって来た。ややこしい。ひとつは、10月31日の中央公民館の会議が終わった後に発表する。もうひとつ、というかふたつというか、来年一月の沖縄映画祭の上映作品のこと。Oさん(監督の方)から、連絡を待って発表する。


今日は他にもやらなければいけないことが山積み、でもそれらはそっちのけで、やっぱりあれこれ大嫌いな政治がらみのことを考えていたのだ。しかし、もうそれどころではない。あしたは保育園での本番。ちゃんとした仕事である。
ふと、思いついた。
宇夫方女史をカジマヤーならぬキジムナーに仕立てよう!
童心に返ってもらおう!

よし、これで行こうと、そう決めたら腹が減っていることに気がついた。マーチャンそばに飯を食いに行くことにした。

肉野菜炒め

Yさんが今夜も飲んでいた。そのYさんから、Yちゃんに(またややこしい)殴り掛かられたという話を聞いて、またひとつ呟けない話を聞いてしまったのである。
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