2017年10月13日(金)13時37分
選挙嫌いが考えると「政策で選ぶのではない」という結論になってしまう
その報告の前に。
まず一つ目の関連記事。
⇒落合貴之という政治家(10月1日)
同様のことをFacebookにも投稿してみた。
⇒10月2日の投稿
そのふたつの記事と、FBの投稿にコメントした10月3日までの内容を合わせて告知記事を作った。
⇒「ありふれたファシズム」の再々上映会
10月3日以降のFBのコメント内容を、以下にまとめるが、その前に過激すぎてFacebookや告知記事では触れなかったTwitterをいくつか貼り付けてみる。
落合貴之は希望の党から排除はされていなかった、希望の公認でもいけたという情報がどこからか流れてきた。真偽は分からない。でもココ重要。「立憲なんとか」に入るのかどうか知らないが、「立憲なんとか」は小池にフラれただらしない野郎どもの受け皿なんかになるなよってハナシ。
— 高山正樹 (@gajumui) 2017年10月2日
だからさ、こういうやつがいるわけよ。こういうのは「排除」していいんんじゃないのかしらん。
— 高山正樹 (@gajumui) 2017年10月3日
【衆院選】民進元職・山花郁夫氏が枝野氏の立憲民主党へ 「安保の白紙撤回求めてきたので」希望に申請せず - 産経ニュース https://t.co/l4nAjdwsci
民進党の本性を暴き出し、立憲民主党を生み出したという意味では、前原誠司は歴史的に意味のあるいい仕事をしたのかもしれない。しかし、山花みたいなのが戻ってくるようじゃあ、期待薄かな。民進党の二の舞になりませんように。
— 高山正樹 (@gajumui) 2017年10月5日
1999年に宏池会を離脱した亀井静香引退。もう年だもんね。しかし宏池会をきっちり引き継ぐべきであった谷垣禎一は70歳で引退か。落合貴之氏は最近の谷垣禎一について「目が死んでいる」と語っていたが。加藤紘一の乱、あれが自民党が変質していく分岐点ではなかったか、そんな気がしている。
— 高山正樹 (@gajumui) 2017年10月5日
ではあらためて。
FBの記事のコメント。
10月3日の続き…
「共産党関係者の方やそれに近しい方々からの異論反論弁解等々、コメントを待っているのだが、いっこうに来る様子がない…」
希望の党からの出馬を表明し、「市民団体」と話をすることも、もうそんな時間はないとして拒否していた山花郁夫氏が、立憲民主党が立ち上がったら、無節操にもそちらから公認もらって立つことになった。
“山花郁夫が希望の党から”という段階で山花氏を批判して立候補を表明した(と僕は理解しているのだが)共産党の阿部真氏、ちょいと知り合いなので、僕は当の阿部氏にFacebook上で質問を投げたのである。
「阿部真くん、どうするの」
返事はない。
10月5日
「一昨日(3日)の朝の段階では、立憲民主党に入るのかどうか、落合氏の秘書に聞いてみたら分からないとのことだった。その日、僕の大嫌いな市民連合のTLから『落合くん立憲民主党から立候補する』という情報が流れてきた。
(大嫌いなのに何でそんなTLに参加しているのか、それには『致し方ない成り行き』がある)
まあ、そうなるだろう、現実を考えればその選択肢しかないことは分かっていた。これも「致し方なし」である。
もちろん、市民連合のリベラルのおっさんたちおばさんたちは大喜びしている。しかし、山花くんのような風次第の凧がいっぱい立憲民主党に入ってきたら、なんだ民進党とどこが違うんだってことになって、票は希望の党に行っちゃうよ、と思うのは僕だけだろうか。
東京6区は共産党の立候補予定者が降りた。落合貴之の応援に回るらしい。それは落合君にとっては風なのだろうけれど、あんまり共産党が前面に出て来ると、なぜか『市民連合』の方々は喜ぶけれど、それをシラーッと眺めている無党派層とか言われる人たちは、『なんだよやっぱり赤じゃねえか』なんて思っちゃうわけで。そうなると、ドイツのナチス前夜、共産党と極右なら、右を選ぶってなことにもなりかねない。
…てな選挙分析を、世界的歴史的規模でやってみようというのが10月19日の木曜日のイベントなのである。」
「本来リベラルとは『自由』、実は共産党がその対極にあるということを、リベラルの方々も共産党末端支持者の方々も認識されていないのではないか。だから時に極右と極左が結び付くということが理解できない。しかし、極右とか極左を選ぶ人たちの中には、意外にも(意外じゃないかな)孤高で自由に思索している人たちも多い、ということがさらに話をややこしくしているのではあるけれど。
しかし実は小生、若い頃、資本論を全編読むほど共産主義(というよりマルクスかな)にシンパシーを感じている。でもそれは日本共産党を支持することには決して繋がらない。
さらに言うと、みんな平等に働いて平等に分配するってのは共産主義の入口、次の段階が、働ける人が働き、必要な人に分配する。しかしその先がある。働きたい人が働きたいだけ働いて、欲しい人が欲しいだけ取る、という理想郷。そして多くの人たちは多くの時間(好きなだけの時間)を、音楽を楽しんだり趣味に費やしたり、そんな遠い遠い未来の世界を見据えている、と僕は理解している。
しかし、爆発的に生産性が向上しなければ、少ない労力でたくさんの人を支えるなんてことは可能ではない。共産党が『原発反対』と言い切れないのはソコなのではないか。原発でなくても、たぶん爆発的な生産性の向上は、きっと地球を壊す。
なんともママならぬ世界ではないかか。
…てなことを、みんなでやいやい語り合ってみたい。
10月9日
「落合貴之」を確かめに行く。
⇒http://mapafter5.blog.fc2.com/blog-entry-3034.html
この日、山花氏と阿部真ちゃんは、狛江駅前では並んで共に街宣を行ったらしい。
真ん中に狛江の老害を挟んで。
10月10日公示日
「拡散厳禁」「内部資料」なるメールが頻繁に届く。なるほど「市民連合」と「共産党」の関係が見えてくる。良くも悪くも。若者だれもがきちんとした(←これ重要)政治の話をする、そんな社会にならんものだろうか。それには勉強が必要。そこいらの「市民グループ」が企画するような勉強会ではなく。
— 高山正樹 (@gajumui) 2017年10月10日
こんなツイートを見つけた。
一部で「山花郁夫さんが市民連合の申し入れを拒否したから一本化できなかった」という事が言われていますが、そういった事実はありません。
— 市民連合“ちょこみな”@東京22区 (@Chokomina22) 2017年10月9日
山花さんは私たちの申し入れを真摯に受け止めていただき、誠実に話し合いに応じていただきました。 https://t.co/yv6Fn3D8i4
このツイートにはいくつものメンションツイートがくっついている。削除されては読めなくなるので、簡単にまとめておこう。
なぜ一本化できなかったのか。
「22区だけでなく、東京全体の総合的な調整をするだけの時間が圧倒的に足りなかった」
「犯人探しはしてはいけない」
「統一候補に関して、両陣営とも真摯に検討していた。22区が山花氏の地盤であり、過去に当選していることから考えて、共産党が候補者を下ろす方向で調整したかっが、幾つもの選挙区で候補を下げている共産党としても、比例区への備えも含めて、小選挙区候補者を確保しておかなければならない事情があって、統一候補が出せなかったのでは」
(※こうコメントした人は「山花陣営に応援に入ります」と宣言した)
因みに候補者数によって比例で使える街宣車の数が変わってくるみたいな話も聞いたが、そういう政党の事情は伏せておきたいらしい。
上の記事に対する小生のコメント。
「市民連合に対する違和感。一度でも小池百合子に尻尾振った事実は大きい。落合貴之氏とはえらい違い。立憲民主は山花を排除して、阿部真氏で一本化すればいいのにと心から思う。共産党好きじゃないけど。阿部ちゃん、『立憲~』から出ればいいのに。しかし、全て無理筋か」
無理に決まっている!
「しかし、狛江の自称『市民』の方々はどうするのだろうか。みんなで集まって方針決めるあたりが市民とかけ離れているのだが。『自主投票に決定』かな。選挙なんて自主投票に決まってるだろうと思う川崎市民なのであった」
数えてみたら、リアルな知り合いが6人も立候補している。ひとりはウチでやったイベントに来た菅直人氏だけど、あとは色々あってよく知っている方たち。狛江の4極の戦いも面白いし、けっこう今回の選挙は楽しめそうだ。しかし自分が住んでいる多摩区のことは何も知らない。こりゃイカンな。 pic.twitter.com/JEeS7xxQCL
— 高山正樹 (@gajumui) 2017年10月10日
そして今日、10月13日である。

いつもの如く、共産党市議たちと狛江の「市民団体」が周りを固めている。矢野裕氏もいる。
聴衆は残念ながら少ない。だから遠目とはいえ、僕がいることは何人かは認識したはずである。でも誰も僕のところにはやってこない。嫌われているから仕方がない。いや、もしかしたら、そんな悪気はないのかもしれない。それにはワケがある。僕には話しかけないでくれと、かつて僕の方から要請したことがある。そんな事情あるのである。もしかすると、それがまだ続いているのかもしれない。
そんなこと知らない候補者本人だけが、最後に僕のところに来てくれた。
「Facebookの質問、答えられなくてごめんね」
10月3日のことである。
「やっぱり答えられない?」
「あの時は答えられなかった。でも、今はもうFacebookに書いたから、それ見て」
人としては合格である。これって、とっても重要なのである。
さて、肝心かなめの演説の内容だが、それについて異論はない。というか、いつだって共産党の基本的な政策に関して、特に異論はないのである。重要なのは、問題はソコにはない!ということである。それは絶対におかしいけれど、でもやっぱりソコではないのである。さらに言うと、多くの人が共産党ではなく自民党を選ぶ理由は、共産党の基本政策より自民党の基本政策の方が優れているからなのだろうか?もしかすると、そんなこと関係ないのではないかという僕の思いは、今や殆ど確信に近くなっているのである。
はたして、こんな結論でいいのだろうか!
山花氏のこと、伝聞だけでずいぶんと悪く書いた。ただ、昨年僕がトークをしたイベントに山花氏も来ていたので、その時じっくりと観察させていただいた。しかし、それから一年以上、人は時に変わることもわけで、今度近くで街宣があれば、必ず行くと決めている。そして、やはり「その人」を確かめようと思う。それまでは棚上げである。
事務所に戻って、「10月3日には答えられなかったこと」を、阿部真氏のFacebookに探しているのだが、どうも見つからない。どこにあるのか、今から阿部ちゃんに聞こうと思う。
【追伸:見つけた!】
⇒阿部ちゃんの10月9日の投稿
※消えちゃうといけないから転載させて下さい。阿部真どの、事後承諾ですが宜しく。
いよいよ明日公示となりました。
一昨日は街頭演説、事務所開き、昨日は22区市民連合の街頭集会、直後に公開討論会となかなかハードな二日間でした。
すでにご案内の通り、立憲野党の選挙協力は全国289の小選挙区のうち、249選挙区で統一候補が実現するという、市民と野党の共闘体制で初めてたたかう総選挙に相応しいものに成長しました。
一方、ここ22区についても党本部間で真剣な協議が行われましたが、時間的制約の中で結論にいたらず、日本共産党と立憲民主党の候補者が相並び立つことになりました。各党一定数の小選挙区候補を擁立しなければ、比例選挙の政見放送や宣伝カーなど有権者に訴える手段に制約が出るという選挙制度の弊害もありました。
候補者統一を願い活動してきた多くのみなさんのお気持ちは最後までしっかり胸に刻んでたたかいたいと思います。同時に、昨日の22区市民連合の街頭集会でのアピールでは「両候補の奮闘を心から期待します」というメッセージもいただきました。安倍暴走政治とその補完勢力に全体として勝利するために、いろいろな思いを飲み込んで、高い決意で送り出していただいたと受け止め、必ず自民党とその補完勢力・希望の党を少数に追い込む結果を出さなければと気持ちを新たにしています。
そのために私ができることは、激戦を勝ち抜いて勝利するのみです。
最後まで全力で駆け抜ける決意です。みなさんどうぞよろしくお願いします。
全国289の小選挙区のうち、249選挙区で統一候補が実現したのに、なぜ22区はダメだったのか、そこが知りたいのだけれど…
伊藤達也氏のハナシも、金ヶ崎絵美氏のハナシも聞かないとなあ…と思っている僕。
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