「シバサシ 〜安里清信の残照〜」

ドキュメンタリー(90分/2012年)
監督:輿石正

もし、40年前の「反CTS闘争」がなかったら
沖縄にも原子力発電所ができていた。

本土復帰前夜の沖縄。時を同じくして始まったCTS建設。
「海は人の母である」の信念のもとに、死ぬまで反CTS闘争に生きた安里清信。
当時の安里を知る人々に尋ねれば、安里を慕う声ばかり。
幅広い層の人々から支持され愛された安里清信とは、いったいどのような人物であったのか。何が彼を突き動かしていたのか。それを紐解くことは、沖縄、日本、そして世界を知ることでもある。

未だ迷走を続ける沖縄。これからの日本の人々に、安里清信を伝えたい…

安里清信 シバサシ

上映日時:6月6日(金)10:30~

 ⇒喜多見と狛江の小さな小さな映画祭+α オフィシャルサイト


本土復帰とは何だったのか。このねぼけた問いがまだ続けられねばならないのはなぜか。
輿石正
1913年、与那城村屋慶名で生まれ、中国山西省での激戦に従軍し、深い悲しみをいだいて帰ってきた安里清信。廃墟の沖縄で教員として生き、本土復帰の翌年、国策としてのCTS(石油備蓄基地)をふくむ巨大な金武湾コンビナート計画に抗った安里清信。もし10年にわたる「反CTS闘争」がなかったら、金武湾には原子力発電所ができていたことを、沖縄は忘れてしまっている。“沖縄の住民運動にリーダーはいらない”と言い続け、一人一人の生存をかけた歩みを共に歩みぬいた安里清信。「海はひとの母である」、その一点につっ立ち、時の革新県政の「平和産業論」に対して抗い続けた安里清信。屋慶名人(ヤケナンチュ)としての誇りにみちた69年間を生きぬいた。
それはそのまま、現在の沖縄そして日本本土を告発し超克する生き方であった。
飼いならされ、着ぶくれにあえぐ沖縄。埋め立てられ続ける沖縄の海の底で、安里清信は“自分の生存は自分で創れ”と沖縄をつきはなし、その海底森林で命の交歓の場をこしらえているだろう。「金武湾を守る会」がつむぎだしたことば、〈海と大地と共同の力〉、それは一人一人が自分の生存の足元をかためるときにつかみとった、祈りのことばでもあった。
安里清信生誕99年。山原の地より安里清信に会いに行く。

《6月6日のプログラム》
 ●10:30 「シバサシ~安里清信の残照~」
 ●13:00 「徐葆光が見た琉球」+琉球舞踊体験
 ●16:00 「標的の村」+伊藤紀克さんと大月ひろ美さんのトーク
 ●19:00 「獅子たちの抵抗」+西山正啓監督トーク

回数券(知人との共用も可)がお得です。(3回券3000円など)
 ※チケット購入はコリッチで…
  ⇒http://kitamitokomae-artfes.com/ticket.html
 ※お電話でも受け付けております。
   03-3489-2246(M.A.P.)
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