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椿にて“放送禁止歌 Part1”

gajumui

さあ、歌ってくるか。ちいさなレジスタンス。北見氷川神社裏、本日7時半Start!/放送禁止歌の秘密ライブがあるという噂… http://t.co/R8UsRD6BmX
07-02 18:16

本日の会を仕切るのは狛江在住の俳優、斉藤暁さん。
斉藤暁さんが仕切る

そしてまずは斎藤さんがペット吹いて歌う。(右のおじさんはもちろん さこ大介さん。
幕開け


「放送禁止歌」と銘打った会なのだから、その手の歌を準備しなければいけないのだろうと色々探したのである。結局はそんな縛りはなかったのだが、結果ヨシ。
当初は下ネタの歌でもと思ったが、昨日の今日だ、小さな抵抗を試みようと急遽発禁となった反戦歌を探した。しかしなかなかない。やっと見つけた軍歌「戦友」。我がZENZAバンドがチューニングしている間、14番まである「戦友」の、4コーラスだけアカペラで紹介した。

ここは御國(おくに)を何百里 離れて遠き滿洲の 赤い夕陽に照らされて 友は野末の石の下
嗚呼戦いの最中に 隣に居りし我が友の 俄にはたと倒れしを 我は思はず驅け寄って
軍律厳しき中なれど これが見捨てて置かりょうか しっかりせよと抱き起し 仮包帯も弾の中
折から起る吶喊に 友は漸う顏上げて 御國の為だ構はずに 遅れてくれなと目に涙


日露戦争が舞台の歌である。勝ち戦だって友は銃弾に倒れる。当たり前の話。それを嘆けば軍隊は統率を欠く。だから「戦友」は日華事変の際に厭戦的だとして歌うことを禁じられ、太平洋戦争中も禁歌とされた。
それにしても日清戦争から太平洋戦争まで、その道筋は単純ではない。様々な国の思惑が複雑に絡み合い、必然とも偶然とも判断できない歴史。それを、アジアの開放だったなどと一色に染めようとする悍ましさが嫌なのだ。そんな歴史観に追随する怠惰な精神が気に食わないのだ。
しかし、一方でこうも思う。明治から大戦までの日本の有り様を、ただ帝国主義という一言で片付けてきたツケが、安倍晋三というゾンビを墓場から呼び覚ましてしまったのではないか。危険な振り子が振れたのである。
いずれにしても、国家は個人を守ってはくれぬ。国家が守るのは国家である。聖戦であろうが侵略であろうが、戦場で倒れた友を救うのは、軍律違反なのである。

でも、今夜そんな話をしても仕方ない。今宵はとことん楽しもう。
前座バンド3

※とりあえずここまでのご報告。続きは後日追記します。
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