「リスクコミュニケーション」について考えよう!

「原発対話の会」Vol.6 のイベントです!
※今回は、東京電機大学の寿楽浩太さんをお迎えします。

「価値選択」の議論と原子力利用に関する社会的意思決定
  ~知識伝達型の「リスクコミュニケーション」論を越えて~

日時:12月14日(日) 14時30分開始 (開場は30分前)
会費:1,000円
会場:M.A.P.(03-3489-2246)
 狛江市岩戸北4-10-7-2F(小田急線喜多見駅徒歩5分 島田歯科2階)
   ⇒会場へのアクセス
※必ずご予約をお願いします。

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《今回の告知担当、井上大輔くんのメッセージ》
原子力に関わる課題では、政府や自治体、電力事業者と住民とのリスクコミュニケーションや、誰がどう決定に関わるべきなのか、といったことが大きな注目を集めています。

原発の再稼働、中間貯蔵施設の立地決定、放射能汚染の健康への影響-福島原発事故が発生して以後、そのリスクがより具体的なものとして捉えられる中、従来以上に「住民が納得できること」が大切になってきています。一方、コミュニケーションの現場、実態に目を向けると、専門家が一般の人に「ご説明差し上げる」式の旧態依然としたやり方から脱皮できていないように思えます。

こういった問題意識から、原子力の課題を中心としたリスクコミュニケーションの専門家である東京電機大学の寿楽浩太さんをお迎えして、「対話の会」を開催します。

また、原子力市民委員会のスタッフであり、対話の会の常連参加者でもある水藤周三さんより、川内原発の再稼働をめぐる意思決定の問題について、現場に何度も足を運ばれた経験から事例報告をしていただきます。

「対話の会」らしく、質疑応答やみんなで話し合う時間を多く取ります。ぜひご参加ください。

<プログラム>
14:00 開場
14:30 開始 主催者挨拶  5分
14:35 話題提供(水藤さん)15分
14:50 話題提供(寿楽さん)45分
15:35 休憩         5分
15:40 質疑応答・対話   60分
16:40 終了(予定)
※プログラムは約2時間の予定ですが、終了後、懇親会があります(費用は別途)。
 食べ物やお酒など、買ってくるので安上がりです。

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「原発対話の会」の活動は、Facebookに公開グループがありますので、どうぞ、そちらでご確認ください。
 ⇒Facebook「原発対話の会」のグループ
 ⇒本企画のFBイベント

講師:寿楽浩太さんからのメッセージ
福島原発以降、原子力利用をめぐっては様々な議論が行われてきましたが、中心的論点のひとつが「決め方」に関する問題です。科学技術が深く関わる課題については、「科学的な正しさ」を担保することが重要視されるのは自然のことであるように思われますが、それと同時に、様々な倫理的要求や人びとの選好を踏まえた「価値選択」の議論も重要です。そして、当然ながら、こうした議論は民主的な原則に則ったかたちでなされ、社会全体の意思決定が人びとの確かな支持を基盤として積み重ねられていかなければなりません。
日本においても、「リスクコミュニケーション」という言葉が身近になって久しいですが、それが知識の「正確でわかりやすい」伝達のみを指すのではなく、上記のような価値選択の議論と社会的意思決定の全体に関係する活動であることは案外、気づかれていないようにも思われます。今回の会合では、この点について問題提起を行い、ご参加の皆さんと意見を交わしたいと思います。


【寿楽浩太(じゅらくこうた)氏プロフィール】
東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。
博士(学際情報学)。
東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻特任助教を経て、2012年より東京電機大学未来科学部人間科学系列助教。
専門は科学技術社会学、特に原子力技術と社会的意思決定に関する研究。工学系学生の社会リテラシー教育にも関心を寄せている。
千葉県生まれ。
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