“2本の短編映像(The island's will/Mother )”が突きつけるモノ

キタコマ沖縄映画祭2018 追加プログラム①
“2本の短編映像”が我々に突きつけるモノ

「The island's will」
(4分/2013年)監督:仲村颯悟

君よ、勘違いした正義を振りかざす君よ
意味も分からない歌を口ずさむ君よ
馬鹿でくそったれな世の中に生まれた君よ
何かできることがあるのではないか


仲村君がこの作品を撮るに到ったきっかけは、2017年9月、読谷のチビチリガマが少年たちによって荒らされた事件だったという。彼は琉球新報の取材に答えて、次のように語った…
沖縄戦のことも、基地のことも、僕らより分かっている世代の多くの人が「今の沖縄の現状は良くない」と思っている。沖縄って、忘れちゃいけないことがたくさんあるのに、いつの間にかみんな考えなくなっている気がします。沖縄に向き合うことを、沖縄の人が忘れている気がするんです。でも自分だって、今の「感覚」や「思い」を忘れてしまいそうな気がする。だからこそ、作品にしようというよりも「撮っておかなきゃ」と思ったんです。

この作品は、youTube限定で公開されている。今回、仲村颯悟監督がキタコマ映画祭のために、いつ上映してもかまわないと、上映用のディスクを送ってくれたのである。感謝である。


「Mother」
(19分/2017年)監督:今泉真也

ある日、今泉真也監督からメールが来た。ウチの映画祭で取り上げて欲しい作品があると。それがこのMotherだった。

【予告編】


しかし、すでにプログラムは確定していた。それに短い作品なので、単独のプログラムを組のは難しい。他のプログラムの合間にでもと仰っていただいたが、きっちりと腰を据えて見てもらいたい作品である。さてどのように上映したらよいものか、ずっと思案していた。
仲村颯悟君の「The island will」が上映できることになった。これでいける!と確信した。ちょうどその折、今泉真也監督の上映はどうなっているのかというメッセージが、イチャリバーズのシーサー玉城ちゃんから届いた。なんでも、今泉監督は、沖縄国際大学時代のサークルの先輩だという。
しめた!シーサー玉城を呼んで話をしてもらおう!普段、政治的なハナシや基地のことなど、公式な場所では全く語らない彼女だが、この作品を観て、感想を述べよと言えば、イヤとは言わないだろう。実は小生、彼女とは、沖縄の北谷で、高江のヘリパッド基地のリーディング公演で共演もしているのである。

無料のイベントではあるが、極めて楽しみなプログラムになった。
僕は密かにほくそ笑んでいる。

日時:2月5日(月)16:30~
会場:M.A.P.

無料上映会

お問合せ:03-3489-2246(M.A.P.)
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