金城実と南灯寮のハナシ

明日の講演の前に、南灯寮へ金城実さんとご挨拶に。
寮監さんと

さて。
今回、金城実さんが喜多見に来ると決まって、東京への荷造りをしていたら、どこからか一枚の古いスナップ写真がポロっと出てきたのだという。それがこの写真。青年金城実が、何故か池の中に立っている。
一枚の写真
その昔、金城さんは狛江に住んでいた。伊勢湾台風で水が狛江の町中まで上がって来た。その時に、増水した池に入ったところを誰かに撮ってもらったのだという。そして、この写真の裏には、「栗山さん」と書かれていた。

若き日の金城実は、東京の大学を目指して予備校に通っていた。その時に南灯寮に潜り込んだ。潜り込んだというのは、本来大学生の寮である南灯寮には予備校生は入れない。しかし当時、実さんのいとこが南灯寮に入居していて、そのいとこがめっぽうケンカが強かったので、そのおかげで実さんも南灯寮に入れた。しかし受験に失敗して、さすがに続けて住み続けるのは恥ずかしかった。そこで南灯寮を出て、近くに下宿を探した。57年前のことである。そうして世話になった下宿が、この池の近く、栗山さんというお宅だった。
「不思議なこともあるもんじゃ」

きっとお宅を探して会って来いということ、しかし、どこだかわかるかと実さんに聞かれても、狛江は栗山さんだらけである。僕は世田谷生まれ、今は川崎の多摩区に住む外様である。実さんが下宿していた栗山さんが、どちらの栗山さんなのかなど、分かるはずもない。

そうだ、狛江泉龍寺の東堂さんなら分かるかもしれない。
そこで、この写真を持って訪ねてみた。
「ああ、これは瓢箪池だ」
すぐ近くである。東堂さんと一緒に向かう。
当時と同じ場所で。
同じ場所で

「このあたりで当時下宿屋をやっていた栗山さんはそこの栗山さんだ」
さすがに東堂さんである。

そして57年ぶりの再会。
感極まって思わず栗山さんの御主人を抱擁し涙する実さん。感動的な再会の瞬間だった
感動の再開
栗山さんも思わず笑顔。見守る東堂さんも笑顔。

記念撮影

実は、話はこれだけにはとどまらなかったのであるが、それはまた別のハナシ。
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