2014年11月26日(水)13時06分
“ジョン・ラーベ ~南京のシンドラー~”の上映会という事件
gajumui
@John_Rabe_1209 ともかく短期決戦なのですから、これぞというアカウントは、闇雲にフォローした方がよろしいのではないかと思いますよ。魚心あれば水心、その中から拡散してくれる人が出てくると思います。ざまみやがれい方式です(笑)
11-25 02:03
さてと…
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ウィキペディア「ジョン・ラーベ」
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9月の内覧会に招いていただいた。面白かった。映画館の大きなスクリーンで見れば、もっと楽しめただろう。
あなたは、「永遠の0」を観ただろうか。今回、「ジョン・ラーベ」の上映会を企画された梁田貴之氏は、「永遠の0」があれだけヒットして、一方の「ジョン・ラーベ」は、日本の映画配給会社から揃って上映を拒否されているというのは、どうもバランスを欠いていると仰る。
しかし劇映画である。ドキュメンタリーではない。そうであるなら、あちらを観てこちらを観ていないからといって何の問題もない。にもかかわらず、日本が関わった東アジアあたりの戦争を描けば、映画だろうが演劇だろうが、フィクションだとしても史実と比べられて問題にされる。それが「南京事件」(南京虐殺)を扱っているともなればなおさらである。
つまり、どうやら我われの勉強が足りないのだ。だから、劇映画のフィクションにですら振り舞わされ、惑わされる。非国民・反日・左翼の映画だと「右翼」が騒ぎ、「リベラル」が反発する。詳しい歴史なんて知らない人たちが、どこかで拾ってきたイメージを大事に抱えて右往左往している。
だから、勉強するために「ジョン・ラーベ」を観るべきだ、などと、市民運動家のようなことを言うつもりは僕にはない。なにしろこれは、娯楽映画なのだから。
実力のある有名な日本の俳優さんもたくさん出ている。しかし残念ながら、「ジョン・ラーベ」の中の彼らは、あまり魅力的ではない。悪を絵に書いたような軍人像を担わされては、名優も木偶になるしかない。先日終わったNHK朝の連ドラのヒロイン役の女優さんが主演し、蜷川幸雄氏が監督をした映画で、顔中ピアスの彫り師役をやっていた若い男優さんが演じた日本兵が、唯一ちょいと良心を垣間見せるだけ。
中国人もまたさっぱりなのである。中国人一般。つまり、この映画で魅力を放っているのは、西洋人ばかりだということ。それなのにこの映画をめぐって中国人と日本人が喧嘩しているなんて、ああ馬鹿げていると思うのである。
でも、というか、だからこそ、というべきか、そんな良くできた映画が、面白いのに日本ではなかなか上映されないというのは、やっぱりどう考えてもおかしいわけで、梁田さんの思いに深く共感するのである。「ジョン・ラーベ」はフィクションである。しかし、もしかすると右翼の鉄砲玉が劇場に乱入して来るやも知れず、スクリーンを破ろうとするような暴挙にも対処し警備を検討しなければならないような娯楽映画が…
来たる12月9日の火曜日18時半から
若者の街、演劇の街の下北沢の北沢タウンホールで上映されるというのは、これはもう事件なのである。
というわけで、「永遠の0」を観た方も見ていない方も…
この機会に“ジョン・ラーベ ~南京のシンドラー~”を是非ともご覧あれ、と、強くお勧めする。なにしろ面白い映画なのだから。
なお小生、MCとトークショーのために明かりを点け消しする簡単な照明係として、きっと何一つトラブルなく進められるであろう「事件」に立ち合わせていただけることになった。今からとても楽しみである。
《追伸:関連ツイートです…》
gajumui
ちょいとお手伝いしている上映会の宣伝。宣伝しているつもりなんですが。はたして宣伝になっているのか不安なのですが。/“ジョン・ラーベ ~南京のシンドラー~”の上映会という事件 http://t.co/1IVzF9Sc35
11-26 16:36@yagiutina いえいえ違います。私、MCの方に照明を当てるだけです(汗) でも、是非おいで下さいませ。
11-26 20:00
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