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島尾伸三と奄美の秘蔵の黒糖酒を飲もう会!

“喜多見と狛江の小さな映画祭+α”2014年3月定例会。
島尾伸三と奄美の秘蔵の黒糖酒を飲もう会!
父方は福島県相馬、母方は奄美、その子伸三の深き複眼は、世界を冷徹に批評している。

奄美から直送される秘蔵の黒糖酒。そんなお酒の話からはじめましょうか。酒を語れば、文化の話にもなります。文化を語れば沖縄や大和の話にもなる。酒を飲めば島の言葉が出る。歌も出る。
幼き伸三が見た父敏雄と多くの作家たちとの交流、そんな話が飛ぶ出すかもしれない。
あるいは、酔いが進めば、ご両親の馴れ初めの話なんてのも聞けるかもしれない。

島尾伸三が語る話は嘘か真か、いずれにしても、この機会を逃しては聞けない伸三さんの話を聞きながら、奄美の島以外では飲めない絶品の酒を味わう、そんな珠玉の時を、一緒に過ごしてみませんか?

日時:3月2日(日) 15時 OPEN 15時半 START!
会場:M.A.P.
 狛江市岩戸北4-10-7-2F
 小田急線喜多見駅徒歩5分 島田歯科2階
   ⇒会場へのアクセス
会費:2,500円 (20名限定)
 黒糖焼酎飲み干すまで 飲み放題
 肴あり (おつまみの持ち込み大歓迎です。)
 ※ご予約をお願いいたします。

お問合せ:M.A.P. 03-3489-2246

【島尾伸三さんの御紹介】
日本の写真家、作家。1948年に神戸で生まれ、奄美大島で育つ。1974年、東京造形大学造形学部写真専攻科卒業。1978年に写真家の潮田登久子と結婚し、ともに中国香港の庶民生活をリポート。父は作家の島尾敏雄、母は島尾ミホ。娘は漫画家のしまおまほ。

著書…
「香港市民生活見聞」新潮社 1984年12月
「絵本 中華食三昧」旺文社 1986年11月
「中華図案見学」新潮社 1989年8月
「裏街春秋―中国庶民生活誌」東京書籍 1994年8月
「季節風 照片雑文★☆」みすず書房 1995年10月
「生活 照片雑文★★」みすず書房 1995年10月
「中国茶読本」平凡社 1996年5月
「月の家族」晶文社 1997年5月
「風の地図―島尾伸三のアジア漫歩」メタローグ 1997年9月
「星の棲む島」岩波書店 1998年3月
「ひかりの引き出し」青土社 1999年9月
「ケンムンの島」角川書店 2000年8月
「雲を呑む 龍を食す」NTT出版 2000年12月
「まほちゃん―島尾伸三写真集」オシリス 2001年11月
「東京~奄美 損なわれた時を求めて」河出書房新社 2004年3月
「中華幻紀―照片雑文」ワールドフォトプレス 2004年10月
「魚は泳ぐ―愛は悪」言叢社 2006年4月
「禁産趣味者宣言」usimaoda 2008年7月
「小高へ 父 島尾敏雄への旅」河出書房新社 2008年8月
「中華幻紀―島尾伸三写真集」usimaoda 2008年
「Something Beautiful Might Happen」オシリス 2010年7月


今回は単独チラシを作ってみました。
島尾伸三と黒糖酒を飲もう会!チラシ
 (※↑クリックすると大きくなります。)

【おまけ】
“秘蔵の黒糖酒を飲む会”とは特に関係ありませんが…

「死の棘」について
「死の棘」は伸三さんの父・島尾敏雄の小説。1990年に映画化された。監督は小栗康平。主演、松坂恵子、岸部一徳。


ミホとトシオは結婚10年の夫婦。第二次大戦末期の1944年、二人は奄美大島・加計­呂麻島で出会った。トシオは海軍震洋特別攻撃隊の隊長として駐屯し、島の娘ミホと恋に­おちた。死を予告されている青年と出撃の時には自決して共に死のうと決意していた娘と­の、それは神話のような恋だった。しかし、発動命令がおりたまま敗戦を迎え、死への出­発は訪れなかったのだ。そして、二人の子供の両親となったミホとトシオの間に破綻­がくる...。
(YouTubeにアップされた映画予告編の説明文より)
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tag: 【映画祭】  島尾伸三 

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