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“喜多見と狛江の小さな映画祭+α”2月定例会のテーマも“パレスチナ”

“喜多見と狛江の小さな映画祭+α”2014年2月定例会は…
2013年12月7日に続き、テーマは“パレスチナ”です。

本邦初上映作品!
nine to five 夜の壁 ~監督:ダニエル・ガル(2009年 17分)~
分離壁を越えてイスラエルへ働きに行くパレスチナの労働者の話

カルキリヤの高さ8メートルの分離壁
分離壁 ©高橋美香

彼らはなぜ危険を冒して壁を越えるのか…
2000年の第二次インティファーダ以降「テロリストの侵入を防ぐため」としてパレスチナ全土を囲むようにつくられている分離壁。これを越えてイスラエル領内に「出稼ぎ」い行く多くのパレスチナ人労働者がいる。
彼らは、イスラエル政府が発行する労働許可証を持たない「不法就労者」。そのため、逮捕されたり、撃たれたりする危険を冒して、壁を越えて行く。
そもそもパレスチナでは、圧倒的に農業従事者が多かったが、イスラエルの建国以来、難民は故郷を追われ農地を失い、難民とならなかった人々も水源にアクセスする自由や出荷の自由を奪われ、農業で生計を立てることが難しくなっている。そのため、彼らは、イスラエル領内での、主には工事現場など3K労働に従事する。入植地の建設に携わることが、自分たちの首を絞めていることくらい彼らも分かっている。しかし、生きるために、家族を養うために、彼らは壁を越えて、働きに行く。

●上映後は高橋美香スライドトーク
  分離壁と入植地、労働許可証と労働者etc.

●さらにもう一本の映像は…
  前回のグッバイバーセムに続き、高山正樹が弁士を務めます。

日時:2月1日(土)19時
会場:M.A.P.

 狛江市岩戸北4-10-7-2F
 小田急線喜多見駅徒歩5分 島田歯科2階
   ⇒会場へのアクセス
料金:1200円
お問合せ:M.A.P. 03-3489-2246
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tag: 【映画祭】  高橋美香 

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