2018年06月28日(木)15時04分
今日の告知!「狛江データ資料室」開設パーティーです!
今日の今日です。
「狛江データ資料室」を開設しました。
いったい何をおっぱじめたのか、どうぞ冷かしでも結構ですから、是非遊びに来てください。
お酒、おつまみ持ち寄り歓迎。途中参加、すぐ帰るのもOKです。
狛江データ資料室オープニングパーティー
日時:本日6月28日(木) 19時 start
(※23時から、大スクリーンにて日本対ポーランド戦を観戦)
会費:無料
よろしければカンパを!!
※資料をコピーしたり、それ用のPCを導入したり、細心のDBソフトも必要なのです…
資料室開設に際し、Facebookにページを作り、そこに投稿した文章を、加筆して以下に掲載します。
・・・・・・・・・・・・・
【ページ情報】
降圧剤を飲めば脳出血は少なくなる。なるほど論理的なハナシです。ところが、元々同じくらい高い血圧で、その後に降圧剤を飲み始めた人たちと飲まない人たちを対象に、実際に脳出血が起こった人の割合を調べてみたら、降圧剤を飲んでいたグループの方が却って脳出血を起こした数が多いという結果になった。さて、あなたはこれをどう判断するのでしょうか?
【最初の投稿】
雑誌や宣伝や政治広報などで、票とかグラフとかを目にすると、いつも思うことがあります。
膨大なデータの中から、特定のある部分を、ある条件で切り出してグラフにする、そして「このグラフから、これこれこういうことが言えるのです」などと説明されるわけです。
しかし、ほんとにそうなのだろうか。
もちろん、何のデータも示さずに何か結論めいたことを述べることが多すぎるこの世の中、そういう事例よりはずっとマシだということは間違いないのですが、でもやっぱり危ないと思う。いやもしかすると、データを示さないよりも、むしろグラフの制作者に恣意的な意図があったとしたら、こいつは説得力があるだけに却って危ないのかもしれないとさえ思うのです。
いったいこのグラフの根拠になっているデータは、どこからどのように取得されたものなのだろうか。
そして、ああなんとしても全網羅的な基礎データと較べて検証してみたいという欲望にかられる。でも、そんなデータベースは、なかなか手の届くところにはありません。
例えば統計局のホームページなどには、様々なデータが、エクセルやPDFのような形でたくさん公開されてはいます。しかしそのデータは、そのままではなかなか使えません。JPGデータよりは遥かに親切ではあるのですが、しかしそれを使えるデータにするためには、様々なデータを関連付けて、バラバラな数字をひと固まりのデータベースにしなければなりませんし、だいたい政府関連機関が出すデータは、合計や平均など、ひとつ集計作業が入っていたりして、基礎データとは言えないものです。つまり身近ではない。
例えば、狛江市の決算書なんて、統計局のHPでいくら探したって出てきません。やっぱりこれも身近ではない。
また、統計といえばまずは「人口」ですが、そもそも「人口」とは、ひとりひとりの命の積み重ねです。本来、統計で示される数字は、どれもこれもそのように内容のあるモノのはずなのですが、他人様が集めて足したり引いたりしたデータは、ややもすると、そのデータを扱う人たちに、データの背後にあるはずの「ひとりひとり」の実態を忘れさせてしまいます。
ならば!と、自分たちの手で基礎データを集め、そしてデータ資料館を作りたいと思い立ちました。
そうして集めたデータを関連付け、ひとつのおおきな塊にして、だれでも自由に使えるモノにしたい。
もちろん、簡単に出来るとは全く思っていません。でも、もしもデータが集まったら、地域のことを決めていくにおいて、そのデータはきっと役に立つ。それを有効に使えば、もっともっと有意義な議論ができるのではないか、あるいは議論を監視できるのではないか、そんなふうに考えたのです。
もちろん超党派です。
さらには、小学生から商店街の会長さん、新しいお店を始めようとか考えている人、イベントを企画している人、学生さん、統計が趣味の人、学校の先生、大学の教授、誰もが気軽に使えるデータベース。
そんな大きな目標を持って、この資料室を立ち上げました。
まだ、空っぽの資料室ですが、狛江から出発し、調布や世田谷、川崎と増殖し、いずれは全国まで!?
夢は大きく!!です。
紙ベースの資料は、そのままではそれで終わりです。データにして管理し、複雑な抽出や比較などが簡単に出来るよう、データベースソフトで使えるデータにしなければなりません。つまり、まずは入力作業が必須です。
その地道なデータ収集と入力作業を、一緒にやってくださる仲間も探しています。シニア歓迎、若い人は大歓迎。ほんの少しでも興味のある方、ぜひともオープニングパーティーへ、遊びにきてくださいませ。
「狛江データ資料室」を開設しました。
いったい何をおっぱじめたのか、どうぞ冷かしでも結構ですから、是非遊びに来てください。
お酒、おつまみ持ち寄り歓迎。途中参加、すぐ帰るのもOKです。
狛江データ資料室オープニングパーティー
日時:本日6月28日(木) 19時 start
(※23時から、大スクリーンにて日本対ポーランド戦を観戦)
会費:無料
よろしければカンパを!!
※資料をコピーしたり、それ用のPCを導入したり、細心のDBソフトも必要なのです…
資料室開設に際し、Facebookにページを作り、そこに投稿した文章を、加筆して以下に掲載します。
・・・・・・・・・・・・・
【ページ情報】
降圧剤を飲めば脳出血は少なくなる。なるほど論理的なハナシです。ところが、元々同じくらい高い血圧で、その後に降圧剤を飲み始めた人たちと飲まない人たちを対象に、実際に脳出血が起こった人の割合を調べてみたら、降圧剤を飲んでいたグループの方が却って脳出血を起こした数が多いという結果になった。さて、あなたはこれをどう判断するのでしょうか?

雑誌や宣伝や政治広報などで、票とかグラフとかを目にすると、いつも思うことがあります。
膨大なデータの中から、特定のある部分を、ある条件で切り出してグラフにする、そして「このグラフから、これこれこういうことが言えるのです」などと説明されるわけです。
しかし、ほんとにそうなのだろうか。
もちろん、何のデータも示さずに何か結論めいたことを述べることが多すぎるこの世の中、そういう事例よりはずっとマシだということは間違いないのですが、でもやっぱり危ないと思う。いやもしかすると、データを示さないよりも、むしろグラフの制作者に恣意的な意図があったとしたら、こいつは説得力があるだけに却って危ないのかもしれないとさえ思うのです。
いったいこのグラフの根拠になっているデータは、どこからどのように取得されたものなのだろうか。
そして、ああなんとしても全網羅的な基礎データと較べて検証してみたいという欲望にかられる。でも、そんなデータベースは、なかなか手の届くところにはありません。
例えば統計局のホームページなどには、様々なデータが、エクセルやPDFのような形でたくさん公開されてはいます。しかしそのデータは、そのままではなかなか使えません。JPGデータよりは遥かに親切ではあるのですが、しかしそれを使えるデータにするためには、様々なデータを関連付けて、バラバラな数字をひと固まりのデータベースにしなければなりませんし、だいたい政府関連機関が出すデータは、合計や平均など、ひとつ集計作業が入っていたりして、基礎データとは言えないものです。つまり身近ではない。
例えば、狛江市の決算書なんて、統計局のHPでいくら探したって出てきません。やっぱりこれも身近ではない。
また、統計といえばまずは「人口」ですが、そもそも「人口」とは、ひとりひとりの命の積み重ねです。本来、統計で示される数字は、どれもこれもそのように内容のあるモノのはずなのですが、他人様が集めて足したり引いたりしたデータは、ややもすると、そのデータを扱う人たちに、データの背後にあるはずの「ひとりひとり」の実態を忘れさせてしまいます。
ならば!と、自分たちの手で基礎データを集め、そしてデータ資料館を作りたいと思い立ちました。
そうして集めたデータを関連付け、ひとつのおおきな塊にして、だれでも自由に使えるモノにしたい。
もちろん、簡単に出来るとは全く思っていません。でも、もしもデータが集まったら、地域のことを決めていくにおいて、そのデータはきっと役に立つ。それを有効に使えば、もっともっと有意義な議論ができるのではないか、あるいは議論を監視できるのではないか、そんなふうに考えたのです。
もちろん超党派です。
さらには、小学生から商店街の会長さん、新しいお店を始めようとか考えている人、イベントを企画している人、学生さん、統計が趣味の人、学校の先生、大学の教授、誰もが気軽に使えるデータベース。
そんな大きな目標を持って、この資料室を立ち上げました。
まだ、空っぽの資料室ですが、狛江から出発し、調布や世田谷、川崎と増殖し、いずれは全国まで!?
夢は大きく!!です。
紙ベースの資料は、そのままではそれで終わりです。データにして管理し、複雑な抽出や比較などが簡単に出来るよう、データベースソフトで使えるデータにしなければなりません。つまり、まずは入力作業が必須です。
その地道なデータ収集と入力作業を、一緒にやってくださる仲間も探しています。シニア歓迎、若い人は大歓迎。ほんの少しでも興味のある方、ぜひともオープニングパーティーへ、遊びにきてくださいませ。
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