2015年11月30日(月)21時18分
今年もやるんだ「やぎの冒険」
やぎは食べるもの だから大切に育てたんだ!
「やぎの冒険」
(84分/2010年)
監督:仲村颯悟(撮影当時中学生)

小学6年生の裕人は、那覇の街っ子。冬休みを母の田舎で過ごそうと、ひとりバスに乗り沖縄本島北部の村へやってきた。赤瓦のウチナー家に住むのは、やさしいオバアとオジイ、おじさん、同い年のいとこ、そして2匹の子やぎ“ポチとシロ”。
ある日、ポチがいなくなっているのに気づいた裕人は、地元の人たちに「つぶされる」ポチの姿を目にする。ショックを受ける裕人を尻目に、今度はシロが「つぶされる」ことに…そのとき、シロが逃げた!
沖縄の美しい原風景、食べて生きることの意味を、当時中学2年生の仲村颯悟がまっすぐに描いた。
① 日時:1月30日(土)19:00〜
会場:スペース103(第2会場)
※30日の上映後、仲村颯悟監督のトークが決定しました!
②&③ 日時:2月3日(水)10:00〜 17:00〜
会場:M.A.P.(第1会場)
※10時の回は目の不自由な方と観る対話型の上映会です。
料金:一般 1,200円
学生及び75歳以上 500円 ※受付で学生証・保険証等を提示してください。
※前売りチケット1,000円あり
※ご予約を頂けば、前売り扱いにて、チケットを受付にお取り置きいたします。
※11枚綴り 10,000円(1000円券×11枚)
⇒オフィシャルサイトのチケット購入ページ
⇒CoRich 直通(PC用)
⇒CoRich 直通(携帯用)
電話でのご予約・お問合せ:03-3489-2246(M.A.P.)
⇒総合案内記事へ
第三回映画祭本祭でも上映しました。その日の上映後のトークショーの様子は次の記事からご覧下さい。
※若干ネタバレあり。ご注意くださいませ。
⇒第3回映画祭3日目
※クリックすると大きくなります。

【目の不自由な方と観る対話型上映会について】
「やぎの冒険」
(84分/2010年)
監督:仲村颯悟(撮影当時中学生)

小学6年生の裕人は、那覇の街っ子。冬休みを母の田舎で過ごそうと、ひとりバスに乗り沖縄本島北部の村へやってきた。赤瓦のウチナー家に住むのは、やさしいオバアとオジイ、おじさん、同い年のいとこ、そして2匹の子やぎ“ポチとシロ”。
ある日、ポチがいなくなっているのに気づいた裕人は、地元の人たちに「つぶされる」ポチの姿を目にする。ショックを受ける裕人を尻目に、今度はシロが「つぶされる」ことに…そのとき、シロが逃げた!
沖縄の美しい原風景、食べて生きることの意味を、当時中学2年生の仲村颯悟がまっすぐに描いた。
① 日時:1月30日(土)19:00〜
会場:スペース103(第2会場)
※30日の上映後、仲村颯悟監督のトークが決定しました!
②&③ 日時:2月3日(水)10:00〜 17:00〜
会場:M.A.P.(第1会場)
※10時の回は目の不自由な方と観る対話型の上映会です。
料金:一般 1,200円
学生及び75歳以上 500円 ※受付で学生証・保険証等を提示してください。
※前売りチケット1,000円あり
※ご予約を頂けば、前売り扱いにて、チケットを受付にお取り置きいたします。
※11枚綴り 10,000円(1000円券×11枚)
⇒オフィシャルサイトのチケット購入ページ
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⇒CoRich 直通(携帯用)
電話でのご予約・お問合せ:03-3489-2246(M.A.P.)
⇒総合案内記事へ
第三回映画祭本祭でも上映しました。その日の上映後のトークショーの様子は次の記事からご覧下さい。
※若干ネタバレあり。ご注意くださいませ。
⇒第3回映画祭3日目
※クリックすると大きくなります。


【目の不自由な方と観る対話型上映会について】
対話型絵画鑑賞会というものがあることを、みなさんご存知でしょうか。
グループで一つの絵画を鑑賞しながら、感想を言い合うというもの。そこからさらに進めて、そうした鑑賞会を、目の不自由な方と一緒にやろうという試みも始まっているのだそうです。
目の見える人が、まずキャンバスの大きさから説明を始め、いったい何がどのように描かれているのかを、目の見えない方々に言葉にして伝え、見えない方からの質問にも答えるという鑑賞会。
それをこのたび、映画でやってみようということなのです。題して、会話型映画鑑賞会!
対話型の絵画鑑賞会が生まれた背景には、当然いろいろな目的や効用があるからに違いありません。でも私たちが対話型の上映をやろうと思い立ったのは、狛江を中心に活動されている盲目の篠笛奏者、瀬戸洋平さんに、映画祭の実行委員長(つまりわたくし高山正樹)が、「瀬戸さん、映画見るの」と聞いたことがきっかけでした。
音声ガイドというものもあるけれど、一番楽しいのは、知っている人が隣にいて、その人の説明を聞きながら、あるいは質問しながら観ることという話。
それはきっとおもしろい!目の見える人たちも、そのやり取りを聞きながら観る、すると様々な発見があって、絶対に楽しめるに違いない。
「やりましょう!」
「やっちゃいますか?」
そんなノリで決まりました。
大きな会場では無理だけれど、20人程度でいっぱいになる会場なら、目の見えない人の代表として瀬戸さんがいて、誰か(ボクですが)が瀬戸さんとやり取りしながら進める上映会はきっと可能に違いない。もちろん、客席からの発言も可。
よほどのことがない限り、時間を止めることなく、だから取り上げる映画は、あまり展開の早いものではなく、言葉も多からず少なからず、そして見ていて楽しくて、さらに映像のところどころに、目が見えている人も見逃してしまうような仕掛けのある映画。
ということで、この「やぎの冒険」を選びました。
瀬戸さんからのメッセージを、ここでご紹介したいと思います。

視覚障碍者のためのプログラムというと、視覚障碍者がお客さんにいないといけないような感じで苦しい。でも、視覚障碍者の方も健常者も、誰でも楽しめるプログラムならいいなと思っています。
皆さんは映画ってどこで見てますか?誰と見に行っていますか?
映画館に友人と見に行く
DVDを借りて一人で見る
それでは、皆さんは映画は誰とどうやって見ますか?
まずは一人でじっくり見る
いっしょに見ている仲間と見終わってからお茶して感想を言いあう
いろいろな人と会話をしながら映画って楽しめないのかな?
私にも分かりません。だってそんな見方をしたことがないから。
でも昔、子供のころ姉とホラー映画のリングを見た記憶があります。私は目が不自由なこともあり、さりげなく…
「今何が起きたの?」
と聞いたら…
「井戸が写ってる。あ!手が見えた。貞子が井戸からゆっくり出てきて…」
と実況中継してくれました。
その時、聞きながらリアルにイメージが湧いてきて、怖かったんですよね~。で、怖がっている僕をおもしろがって、姉はさらに続けたのです。言葉にするからこそ、映されているシーンも、自分の気持ちも、より意識化される。きっと、こうやって自分とは違った見方とか、それぞれ意識されたものを交換しながら見るっておもしろいはず。映画を見ながら、話をしながら、どうしても深い話をしたくなったら、手を挙げて、声をあげて、いったん映像を停止しておしゃべりをする…
そんな映画鑑賞、してみませんか。間違いなく、いつもとは違った後味が残ると思います。うまいかまずいかは見ての、聞いてのお楽しみ。
なんかピンときた方、是非いらしていただけましたら嬉しいです。
グループで一つの絵画を鑑賞しながら、感想を言い合うというもの。そこからさらに進めて、そうした鑑賞会を、目の不自由な方と一緒にやろうという試みも始まっているのだそうです。
目の見える人が、まずキャンバスの大きさから説明を始め、いったい何がどのように描かれているのかを、目の見えない方々に言葉にして伝え、見えない方からの質問にも答えるという鑑賞会。
それをこのたび、映画でやってみようということなのです。題して、会話型映画鑑賞会!
対話型の絵画鑑賞会が生まれた背景には、当然いろいろな目的や効用があるからに違いありません。でも私たちが対話型の上映をやろうと思い立ったのは、狛江を中心に活動されている盲目の篠笛奏者、瀬戸洋平さんに、映画祭の実行委員長(つまりわたくし高山正樹)が、「瀬戸さん、映画見るの」と聞いたことがきっかけでした。
音声ガイドというものもあるけれど、一番楽しいのは、知っている人が隣にいて、その人の説明を聞きながら、あるいは質問しながら観ることという話。
それはきっとおもしろい!目の見える人たちも、そのやり取りを聞きながら観る、すると様々な発見があって、絶対に楽しめるに違いない。
「やりましょう!」
「やっちゃいますか?」
そんなノリで決まりました。
大きな会場では無理だけれど、20人程度でいっぱいになる会場なら、目の見えない人の代表として瀬戸さんがいて、誰か(ボクですが)が瀬戸さんとやり取りしながら進める上映会はきっと可能に違いない。もちろん、客席からの発言も可。
よほどのことがない限り、時間を止めることなく、だから取り上げる映画は、あまり展開の早いものではなく、言葉も多からず少なからず、そして見ていて楽しくて、さらに映像のところどころに、目が見えている人も見逃してしまうような仕掛けのある映画。
ということで、この「やぎの冒険」を選びました。
瀬戸さんからのメッセージを、ここでご紹介したいと思います。

視覚障碍者のためのプログラムというと、視覚障碍者がお客さんにいないといけないような感じで苦しい。でも、視覚障碍者の方も健常者も、誰でも楽しめるプログラムならいいなと思っています。
皆さんは映画ってどこで見てますか?誰と見に行っていますか?
映画館に友人と見に行く
DVDを借りて一人で見る
それでは、皆さんは映画は誰とどうやって見ますか?
まずは一人でじっくり見る
いっしょに見ている仲間と見終わってからお茶して感想を言いあう
いろいろな人と会話をしながら映画って楽しめないのかな?
私にも分かりません。だってそんな見方をしたことがないから。
でも昔、子供のころ姉とホラー映画のリングを見た記憶があります。私は目が不自由なこともあり、さりげなく…
「今何が起きたの?」
と聞いたら…
「井戸が写ってる。あ!手が見えた。貞子が井戸からゆっくり出てきて…」
と実況中継してくれました。
その時、聞きながらリアルにイメージが湧いてきて、怖かったんですよね~。で、怖がっている僕をおもしろがって、姉はさらに続けたのです。言葉にするからこそ、映されているシーンも、自分の気持ちも、より意識化される。きっと、こうやって自分とは違った見方とか、それぞれ意識されたものを交換しながら見るっておもしろいはず。映画を見ながら、話をしながら、どうしても深い話をしたくなったら、手を挙げて、声をあげて、いったん映像を停止しておしゃべりをする…
そんな映画鑑賞、してみませんか。間違いなく、いつもとは違った後味が残ると思います。うまいかまずいかは見ての、聞いてのお楽しみ。
なんかピンときた方、是非いらしていただけましたら嬉しいです。
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