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府中の森へ、「島」へ

車で府中の森芸術劇場へ。
ここの駐車場は1回300円。喜多見からでは電車より断然近いし安い。

巧ちゃん、見っけ。
府中の森で「島」

青年劇場の「島」を見に来たのである。
巧ちゃんは、きっと友達の清原達之くんが出ているから見に来たのだろう。

かくいう僕は…
大月ひろ美さんは出ていないけれど、小道具で関わっている。今度の映画祭で、僕は彼女と同じプログラムで共演するので、だから見に来たのである…、なんて、それは失礼である。そうではなくて、前々から見たいと思っていたから来たのである。
そうだけれど、大月さんに映画祭のチラシを届けることも大きな目的。特別バージョンのチラシを作って持ってきた。表は最新仮チラシ第六弾と同じだが、裏も高江版を更新した。

高江版チラシ2

どこが更新されたのかというと、11月18日の目黒ゆがふ、Milkさんのライブで会った世持桜さんが、大月さんと僕とSoRAさんのプログラムに特別参加して歌ってくださることになったので、そこで高江版チラシも更新したのですよ。

府中の森には多目的な「どりーむホール」と音楽専用の「ウィーンホール」と演劇用の「ふるさとホール」がある。もちろん「島」はふるさとホール。どりーむホールではDEEPとかいうグループのコンサート。もう一杯の人なのである。

gajumui

出来立てホヤホヤの仮チラシ最終高江版を届けに府中の森へ。なんだこの大量の若者たちは。どうやら誰かのコンサートが隣であるらしい。おじさんに座るベンチを譲るような優しい女の子はいないのか?譲られても断るが。たちの悪いおじさん。
11-26 17:56

あちらとこちら。おなじ人種とは思えず。開幕。
11-26 18:36


3時間近い芝居が終わって、楽屋へ寄って、もうバラシの黒に着替えている清原くんと大月さんと、それからいつも案内をくれる北直樹くんに会って、巧ちゃんを拉致して喜多見へ戻ったのである。

巧ちゃんを拉致しました

《追伸:「島」関連ツイート》

昨夜の「島」と先日の「ラインの監視」を漠然と並べている。というより、色々な意味で「島」という舞台の価値を十分に認識しながら、方言でさらにリアルさを増して見えてきた日本語の限界と、日本人の情緒と分断されているからこそ届く「深さ」、つまり翻訳劇の可能性を、またぞろ考え始めている。
11-27 10:28

「島」について。原爆のキノコ雲を朝鮮戦争にまで繋ぐ忍耐力を、表現者は往々にして持っていない。急ぎ、そして時代の連続性を捨てて手っ取り早く抽象画を描きたくなるのである。「島」は、その現実をさらに現代にまで繋いだわけで、するとこの疲れの原因は、だからこの僕にあるのだ。@gajumui
11-28 00:51

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