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映画祭のための内覧会(18日と19日)

※Twitterを転載・再構築

18日のことを19日に呟く

「神々の深き欲望」内覧会終了。実に面白かった。今回の沖縄映画祭で、この1968年の作品を上映することの意味深さを思う。見方によっては、南島に対する侮辱に満ちた差別的映画とも言えなくはないが、文明社会に対する批判の視点は、全く古びてはいない。必見である。

夜も「神々の深き欲望」内覧会。一日2回見るつもりはなかったが…。ブルドーザーに踏みつぶされる蜥蜴のアップ。切り取られた尻尾が痙攣する。かつての伊江島土地闘争を想起させ、現在の辺野古の如くでもあり。復帰前の観念的映画だからこそ、却って今も変わらぬ沖縄が立ち上がる。

「異界」と「現実」の関係、「をなり神」の信仰、そんなふたつの事象を拾っただけでも、「神々の〜」と「琉球カウボーイ〜」の「See Me」、大和の古い映画と、沖縄の最も新しい感性の映画が繋がる。その共通性と越え難き違和感。沖縄と大和の断絶は、何ひとつ変わっていない。

テロップに、助監督 藤田傳、振付け 関矢幸雄と、縁ある大先輩の名が並ぶ。
※傳さんはもう鬼籍の人だが、関矢さんは今も楠定憲が副代表を務める劇団の作家・演出家である。
三宅眞よ、お前はそうした大きな表現者たちの知性を、その欠片ひとつ受け継ぐことなく、彼らを卑しめ、もがく日本の政治をさらに貶めたのである。そして何よりもお前は、俺の家族をも侮辱しているのである。
※具体的に何があったのか、もはや詳細は忘却の彼方だが、沖縄に対する無理解な発言は、ひとつやふたつでは収まらないと記憶する。チャンネル桜との彼との関係、それだけでも十分ではないか。
(2021年8月に追記)


そして19日

今9時半、怒りがおさまらず、朝からTwitterで呟き始めて一時間半、手間取ってしまった。やるべきこと、山積みなのに。



「神々の深き欲望」は2日目の土曜日。朝10時からM.A.P.での上映。刺激的な場面もある3時間の映画、朝の上映で大丈夫かなと少し不安だったのだが、試写した結果、終わった時に外が暗いとぐったり疲れてしまいそう、むしろ10時開始がいいねというのが、見た実行委員みんなの意見。

三日目、31日の日曜日の一本目は、元気に朝10時からM.A.P.で、ウチの映画祭ではもう御馴染みの「カメジロー 沖縄の青春」を上映、今でも沖縄の人々からこよなく愛される政治家、瀬長亀次郎が如何に闘ったのか、カメジローが如何に民衆と共にあったか。

最後に、某市議にこそ是非とも「カメジロー」を見せたい。まあ招待したって、例の如く逃げるだけだろうし、見せたってきっと何も変わらないだろうが。
彼は、FBでの海外視察の報告の中で、「同性愛者とは握手しなかった。だって嫌いだから」とヘラヘラ公言したヘイト腐れ男である。

今日も朝から内覧会なのである。
本日の作品は「よみがえる琉球芸能 江戸上り」である。あらためてじっくり見て、うん、面白い。「尺」の音は、現代風に高め。芸大生を納得させる為なのか否か、絵は残っていても音だから分かるはずもなく。いずれにしろ、三線や琉球舞踊をやっている人なら必見の映画である。

でも(何が「でも」なのか…)三宅のことは忘れない。
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tag: 狛江市議会議員 

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