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落合貴之のひとつの到達点

衆議院議員落合貴之国政報告会 ~我々の目指す日本の姿~

成城ホール。

民進党を支持しているわけでもない。むしろ痛いことが多すぎる党だと思っている。政治家は、基本個人なのだと最近思う。一方で、というか、だからこそ、というか、政党政治には絶望しているとさえ言ってもいい。
政治など大嫌いなのである。にもかかわらず、今、大きな危機感があって、政治に背を向けているわけにはいかなくなっている。

落合貴之氏とはいつも、あたかも近所の軽い知り合いのように、今まで何度も会った。よくもまあ魑魅魍魎の棲む永田町に何年もいて、こうも普通でいられるものだと、そんなふうに感じさせる人である。

そうしたことがあって、生まれて初めて個人政治家の報告会などというものに、隣の駅だし、自転車に乗って行ってみたのだ。



民進党を支持するすべきとか、いやそれはとか、そんなことは取り敢えずどうでもいいので、自民党を支持する方々は、この落合貴之の「問い」に対して、一度考えてみてもらいたいのである。いったい何か反論することができるのだろうかと、僕は思うのであるが…

【秘密保護法案】(6分25秒くらいから…)
会計検査院が全ての会計を検査するということを憲法で決めているのに、秘密保護法は会計検査を断ることもできる。これは戦前の軍事機密法と同じ、これで決定的に防衛予算にメスが入れられなくなって軍部が暴走した、それと同じリスクがあるのではないか。

【安保法制】(8分くらいから…)
安保法制を問うはずの選挙の時、自民党は「安保法制は選挙の争点ではない、アベノミクスが争点だ」と言っていた。ところが選挙が終わって過半数を取ったらすぐに強行採決をした。
安倍晋三首相が本当にやりたいのは憲法改正、しかし今、今度の選挙で安倍政権はそれを争点にしていない。

【安倍政権の暴走】(12分5秒くらいから)
これだけ暴走していたら、歴代の自民党ならば内部からその暴走を止める人が出てきたはず。本当は安倍首相と考え方が違うはずの自民党国会議員も、今やただ官僚の原稿を下を向いて読むだけ。

【集団的自衛権】(14分35秒くらいから…)
安倍首相は中国が尖閣が北朝鮮がというが、それは個別的自衛権の範疇。でたらめな説明。防衛を真剣に考えるならば個別的自衛権について議論すべきであって、なぜ集団的自衛権が必要なのか。

【原発】(16分26秒くらいから…)
安倍首相は「我々も広義では脱原発」と言っていた。安倍政権が去年出してきた2030年代の電力原発依存度の目標は20数%だった。しかし、全部の原発を稼働しても10数%にしかならない。つまり新設増設に向けてもうすでに進んでいるということ。そのことを言っていない。はっきり言って嘘つき。

まだまだ貧困、アベノミクス、等々あるが、今日はこのくらいにしておいてやろうか。これだけでも、今度の参院選では自民党に投票しないと決断するには十分すぎるだろうと僕は思うのだが。
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