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吉川彰浩氏4度目の登場!「原発対話の会」Vol.15

「原発対話の会」Vol.15
吉川彰浩くんを迎えて
「原発事故から5年半、その心の軌跡」

なんでも聞いてみよう! 今こそ本当の思いを語ってもらおう!

吉川氏

●日時:8月24日(水) 18:30 Start(開場30分前)
●参加費:1,000円
(高校生以下500円)
  ※いつもの如く、会場で懇親会あり。(別途参加費お願いします)
●会場:M.A.P. 03-3489-2246
  (小田急線喜多見駅徒歩5分)
 狛江市岩戸北4-10-7-2F 島田歯科の2階
  ⇒会場アクセス

吉川彰浩さんプロフィール
・東電学園高等部卒(1999年)、高等部時代は原子力・火力コースを選択。
・卒業後、福島第一原子力発電所に配属。(1999年)。福島県双葉郡双葉町に住む。
・1年間の当直員(操作員)の研修後、保全部環境施設Grへ配属。
 各号機の廃棄物処理建屋と集中環境施設建屋の保守管理・現場監理に従事。
・2008年福島第二原子力発電所へ転勤。福島県双葉郡浪江町に住む。
 業務は集中環境施設建屋(廃棄物処理、焼却設備)の保守管理を担当。
・震災時は福島第二原子力発電所で被災。
 震災後の復旧業務は福島第二原子力発電所で行う。
・2012年6月退職。
・一般社団法人 AFW 代表
  ⇒http://a-f-w.org/
 「次世代に託せる”ふるさと”を描く」活動を行っている。
 自身と家族親類も原発事故により避難生活中。

「原発対話の会」Facebookグループ
 ⇒https://www.facebook.com/groups/384571738344960/

≪これまでの「原発対話の会」≫
● 2013年12月21日(土)
 「どうする原発?異なる意見で対話する会」参加者:澤田哲生さん(東工大)他
● 2014年5月10日(土)
 「福島原発で働く人たちの今、福島浜通りの未来」 
  講師:吉川彰浩さん(元東電社員、Appreciate FUKUSHIMA Workers 代表)
● 2014年5月18日(日)
 「福島原発事故と甲状腺がん」(監督:木村修)試写会
● 2014年7月27日(日)
 「3.11以降の原子力研究開発、その目的と課題」
  講師:倉田正輝さん(原子力開発機構研究主席)
● 2014年9月6日(土)
 「3.11福島事故の現在と未来」講師:畑 孝也さん(原子力・放射線部門の技術士)
●2014年10月5日(日)
 「原発事故の健康被害とは」
  講師:越智小枝さん(公衆衛生修士、医学博士、相馬中央病院勤務)
● 2014年12月4日(日)
 「“リスクコミュニケーション” について考えよう!」
  講師:寿楽浩太さん(東京電機大学)
●2015年2月27日(金)/3月29日(日)
 「福島第一原子力発電所視察報告会」講師:吉川彰浩さん
●2015年5月31日(日)
 「福島原発事故の真実」講師:菅直人元内閣総理大臣
●2015年11月1日(日)
 「福島第一原発最新情報」講師:吉川彰浩さん
●2015年12月12日(土)
 「鹿目久美さん(母ちゃんずメンバー)とおしゃべりしませんか」
●2016年3月12日(土)
 「Sv(シーベルト)の勉強をし直そう!」
   ~電力中央研究所の佐々木道也さんを迎えて~
●2016年4月9日(土)
 「政治における原発問題の現状」~衆議院議員落合貴之さんと話そう~
●2016年5月28日(土)
 「原発事故から5年たったいま、放射能汚染とどう向き合うべきか?」
  講師:今中哲二さん

【高山正樹がFBに投稿した宣伝文】
吉川彰浩君は「原発対話の会」のFBグループには参加していません。それは当初からの彼の意思でした。

東電の社員や作業員が、福島で悪魔のように扱われていた震災直後、その中で文字通り命を懸けて作業していた人たちを外から支援するために、彼は東電を辞めました。
大バッシングの中、それでも第一原発で作業をする人々に心を寄せる人たちもいました。そうした方々から送られてくる感謝や激励の手紙や葉書を、原発に届けることから彼は始めました。
「ご苦労様です。ありがとう!」
そんなたった一枚の葉書が、明日辞めようと思っていた作業員を引き止めたのだと聞きました。

彼の真摯な不断の努力によって、「吉川彰浩」という名前もずいぶんと知られてきました。
でも僕は、最初に吉川君と会った時から、世間が知る彼とは違う、やんちゃで、何事にも痛烈に物申す奔放な彼の別の顔を知っています。

一度彼に、「利用されるなよ」と言ったことがあります。彼はかなり間をおいて「大丈夫っすよ」と答えました。
ある意見を表明し、それが世間に受け入れられ、社会的な役割を担わされ、その影響力が大きくなればなるほど、多くの人から賛同と信頼を得ることになればなるほど、周りにはYESマンしかいなくなります。それは右だろうが左だろうが、推進だろうが反対だろうが同じことでしょう。
そのつもりがなくても、意見を同じくする人と楽な会話をして、気付かぬうちに反対の意見を見下すようなやり取りをしてしまう。そうなれば違和感を持った人たちは去っていきます。
致し方ないことだと言えばそうかもしれません。むしろ対立を恐れて八方美人的な発言をすることをヨシとしないというご意見もあるでしょう。
その点、吉川彰浩氏は、かなり慎重にやってきたと、僕は評価しています。それでも今や、彼は大きな役割を担ってしまった。そうなれば、きっと彼の元からそっと離れて行った人たちも少なくないのだろうと想像するのです。

はたして僕が、社会的ではない本当の彼の顔をどこまで知っているのか、いや知らないにちがいありません。知ることなどできるはずもない。でも、少なくとも、ひとつの別の顔、大好きな別の彼の顔を知ってしまった僕は、彼がこの数年間で何をどう感じ、どう考え、何が変わってきたのか、その悩みや苦しさも含め、「原発対話の会」ならではの、ここだからこそ言えるギリギリの本音を語ってもらいたいと心から思っています。
そして僕らも、YESマンではなく、もちろんNOマンでもなく、考え、語り、あるいは沈思黙考し、そんな時間を彼と共有したいと思っているのです。

いまだ原発の映画は観たくないという吉川君、いやむしろ、ますます見たくなくなったのかもしれない、そんな彼と、久々にゆっくり話してみたいという、そんな勝手な僕の思いがあって、今度の24日は、そういう会にしてしまいました。

みなさまのお越しを、心から希望しています。
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