2016年12月30日(金)20時27分
第3回 沖縄映画祭⑭「シネマ組踊“執心鐘入”」+α
第3回 喜多見と狛江で小さな沖縄映画祭+α 上映作品22
「シネマ組踊“執心鐘入”」
(55分/2015年)
監督:大城直也
沖縄県外初上映!
“組踊”とは、沖縄の歌舞伎・狂言ともいうべき歌と踊りと音楽からなる琉球王朝の古典歌舞劇。今から約300年前、玉城朝薫が創始したとされる…
ここまでは“二童敵打”と同じ。1719年、重陽の宴で初めて演じられたことも同じ。
美少年として名高い中城若松は、言い寄って来る女を振り切って寺の鐘の中に身を隠す。追ってきた女は鐘にまとわりつき、ついには執着のあまり鬼女へと変身する…
いわゆる安珍と清姫の物語から生まれた「道成寺物」のひとつである。
⇒2009年11月17日のブログ「組踊“執心鐘入”考」




原作:玉城朝薫
舞台監督:宮城能鳳
出演:金城真次 佐辺良和 宇座仁一 親泊久玄 新垣悟 阿嘉修
地揺:新垣俊道 仲村逸夫 喜納吏一 池間北斗 入嵩西諭 大濱麻未 久志大樹
① 日時:1月31日(火)10:00~
① 会場:狛江中央公民館 講座室
② 日時:2月5日(日)10:00~
② 会場:M.A.P.
※“執心鐘入”が「道成寺物」のひとつだということ、つまり沖縄の組踊と大和芸能には深い関係がありました。そこで1月31日の+αは、日舞と琉球舞踊とはどんな違いがあるのか、かつて花柳紀寿郎の内弟子でもあった宇夫方路が、琉球舞踊と日舞の両方を踊ってお見せする企画にしてみました。さて、如何なりますことやら。お楽しみに!
そして2月5日の+αとして、眞境名正憲先生がトークに来てくださることになりました!
※本記事の後ろに、沖縄舞踊界若手No1、沖縄の玉三郎の呼び声高い佐辺良和さん(シネマ組踊でも最後に鬼に変貌する[宿の女]を演じています)から届いたメッセージを掲載しました。
【眞境名正憲先生のプロフィール】
1956年琉球大学在学中に阿波連本啓、後に眞境名由康に師事し組踊と琉球舞踊を学ぶ。沖縄タイムス芸術選賞「琉舞大賞」受賞。沖縄県「文化功労者表彰」。眞境名由康組踊会長・宗家眞境名本流眞薫会会長・男性舞踊家「飛輪の会」会長・沖縄県ユネスコ協会副会長・伝統組踊保存会会長。
※因みに、伝統組踊保存会の副会長は、人間国宝の宮城能鳳、照喜名朝一のご両名。あらためて、瀬底先生(ご本名)って、ホントに偉いんですね!(宇夫方路)
M.A.P.と眞境名正憲先生との繋がりは、タグ「瀬底正憲」の記事一覧をお読みください。
※2015年7月、エコルマホール10周年記念の組踊公演の一座を率いてきたのも眞境名先生でした。
⇒タグ「瀬底正憲」の記事一覧
【チケット料金】
前売り 1,000円(当日1,200円)
学生及び75歳以上 前売り 500円(当日700円)
※受付で学生証・保険証等を提示してください。
※ご予約を頂けば、前売り扱いにて、チケットを受付にお取り置きいたします。
11枚綴り 10,000円(1000円券×11枚)
⇒オフィシャルサイトのチケット購入ページ
⇒CoRich 直通(PC用)
⇒CoRich 直通(携帯用)
※介助の方と御同伴の場合は、お二人で一人分の料金、またはチケット1枚
(なおM.A.P.会場は車椅子の対応が出来ていません。お問合せください。)
電話でのご予約・お問合せ:03-3489-2246(M.A.P.)
⇒総合案内記事へ
「シネマ組踊“執心鐘入”」
(55分/2015年)
監督:大城直也
沖縄県外初上映!
“組踊”とは、沖縄の歌舞伎・狂言ともいうべき歌と踊りと音楽からなる琉球王朝の古典歌舞劇。今から約300年前、玉城朝薫が創始したとされる…
ここまでは“二童敵打”と同じ。1719年、重陽の宴で初めて演じられたことも同じ。
美少年として名高い中城若松は、言い寄って来る女を振り切って寺の鐘の中に身を隠す。追ってきた女は鐘にまとわりつき、ついには執着のあまり鬼女へと変身する…
いわゆる安珍と清姫の物語から生まれた「道成寺物」のひとつである。
⇒2009年11月17日のブログ「組踊“執心鐘入”考」








原作:玉城朝薫
舞台監督:宮城能鳳
出演:金城真次 佐辺良和 宇座仁一 親泊久玄 新垣悟 阿嘉修
地揺:新垣俊道 仲村逸夫 喜納吏一 池間北斗 入嵩西諭 大濱麻未 久志大樹
① 日時:1月31日(火)10:00~
① 会場:狛江中央公民館 講座室
② 日時:2月5日(日)10:00~
② 会場:M.A.P.
※“執心鐘入”が「道成寺物」のひとつだということ、つまり沖縄の組踊と大和芸能には深い関係がありました。そこで1月31日の+αは、日舞と琉球舞踊とはどんな違いがあるのか、かつて花柳紀寿郎の内弟子でもあった宇夫方路が、琉球舞踊と日舞の両方を踊ってお見せする企画にしてみました。さて、如何なりますことやら。お楽しみに!
そして2月5日の+αとして、眞境名正憲先生がトークに来てくださることになりました!
※本記事の後ろに、沖縄舞踊界若手No1、沖縄の玉三郎の呼び声高い佐辺良和さん(シネマ組踊でも最後に鬼に変貌する[宿の女]を演じています)から届いたメッセージを掲載しました。
1956年琉球大学在学中に阿波連本啓、後に眞境名由康に師事し組踊と琉球舞踊を学ぶ。沖縄タイムス芸術選賞「琉舞大賞」受賞。沖縄県「文化功労者表彰」。眞境名由康組踊会長・宗家眞境名本流眞薫会会長・男性舞踊家「飛輪の会」会長・沖縄県ユネスコ協会副会長・伝統組踊保存会会長。
※因みに、伝統組踊保存会の副会長は、人間国宝の宮城能鳳、照喜名朝一のご両名。あらためて、瀬底先生(ご本名)って、ホントに偉いんですね!(宇夫方路)
M.A.P.と眞境名正憲先生との繋がりは、タグ「瀬底正憲」の記事一覧をお読みください。
※2015年7月、エコルマホール10周年記念の組踊公演の一座を率いてきたのも眞境名先生でした。
⇒タグ「瀬底正憲」の記事一覧
【チケット料金】
前売り 1,000円(当日1,200円)
学生及び75歳以上 前売り 500円(当日700円)
※受付で学生証・保険証等を提示してください。
※ご予約を頂けば、前売り扱いにて、チケットを受付にお取り置きいたします。
11枚綴り 10,000円(1000円券×11枚)
⇒オフィシャルサイトのチケット購入ページ
⇒CoRich 直通(PC用)
⇒CoRich 直通(携帯用)
※介助の方と御同伴の場合は、お二人で一人分の料金、またはチケット1枚
(なおM.A.P.会場は車椅子の対応が出来ていません。お問合せください。)
電話でのご予約・お問合せ:03-3489-2246(M.A.P.)
⇒総合案内記事へ
実は厚かましくも、沖縄舞踊界の玉三郎、佐辺良和君にも、ゲストに来てくれないだろうかと、沖縄では叱られるようなお願いをしていました。スルーされても当然のような話ですが、すぐに返信を頂きました。
丁寧な新年のごあいさつの後、残念ながら都合がつかないという旨のお返事でしたが、加えて「狛江にての活動大変素晴らしい、ウチナーン人として嬉しい限り」「次回機会がありましたら是非ともご協力させて下さい」というメッセージを添えてくださいました。感謝感激です。
さらに、次のようなコメントを寄せて頂いたので、ここでご紹介させていただきます。
【佐辺良和さんからのメッセージ】
シネマ組踊「執心鐘入」の宿の女役を努めさせていただきました、琉球舞踊・組踊(立方)の佐辺良和です。
シネマ組踊では、従来の組踊とは違い、普段見ることのできない角度から撮影しており、より細やかな役者の演技や表情を楽しむことができます。また、照明効果を使うなど、一味違った組踊を感じることができる作品となっています。
組踊を観たことがある方も、無い方も、是非ともシネマ組踊をご覧頂き、楽しんでもらいたいです。

(2012年3月18日、「京太郎の歌」那覇市テンブスホール公演)
⇒「京太郎の歌」告知記事※すごいメンバーだったなあ…
丁寧な新年のごあいさつの後、残念ながら都合がつかないという旨のお返事でしたが、加えて「狛江にての活動大変素晴らしい、ウチナーン人として嬉しい限り」「次回機会がありましたら是非ともご協力させて下さい」というメッセージを添えてくださいました。感謝感激です。
さらに、次のようなコメントを寄せて頂いたので、ここでご紹介させていただきます。
【佐辺良和さんからのメッセージ】
シネマ組踊「執心鐘入」の宿の女役を努めさせていただきました、琉球舞踊・組踊(立方)の佐辺良和です。
シネマ組踊では、従来の組踊とは違い、普段見ることのできない角度から撮影しており、より細やかな役者の演技や表情を楽しむことができます。また、照明効果を使うなど、一味違った組踊を感じることができる作品となっています。
組踊を観たことがある方も、無い方も、是非ともシネマ組踊をご覧頂き、楽しんでもらいたいです。

(2012年3月18日、「京太郎の歌」那覇市テンブスホール公演)
⇒「京太郎の歌」告知記事※すごいメンバーだったなあ…
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