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高山正樹のグチ的考察

※「宮澤賢治考」より転載

高山正樹のグチ…
楠氏と電話などで話すと、すぐにも記事を投稿するようなことをノタマウので、そんじゃあよろしくねと電話を切るのですが、一向に音沙汰なし。その繰り返しです。で、結局わたくし高山正樹が、こうしてちょっかいを出すことになるわけですなあ。もう、おまえさんのややこしいはなしなんか聞きたくない、ごもっともでございますが、ちょいとご容赦を。

宮沢賢治の、「小岩井農場」の一節です。

 これがじつにいいことだ
 どうしようか考えているひまに
 それが過ぎて滅くなるということ

まさか、そんなこと目論んでいるわけじゃないよね、楠さん。
それから、こんなのもあります。

 世界ぜんたい何をやっても間に合わない
 その親愛な近代文明と
 新な文化の過渡期のひとよ
 (雨中謝辞)

時間が無いんですよね、楠さんにも、そして、僕にも。
僕は、ちょっと気になって、そっと掌を眺めてみたのです。

 ところがおれのてのひらからは
 血がまっ青に垂れている
 (空明と傷痍)

こいつはえらいことだ、そうして僕は、なぜ僕の血が青くなってしまったのか、その原因をご教授願おうと、宮沢賢治さんを訪ねたのですが、逆に、山猫合奏団の皆様への宿題を頂いてきてしまったのです。
それは、「作品第1003番」であります。

 色のついた硝酸がご用ですか…
 …いいえ、わたくしの精神がいま索ねて居ますのは
 第六交響楽の水に落ちた木の陰影の濃度を測定する
 青い試薬がほしいんであります…

さて、どうなりますことやら。

何だか裏ブログっぽいな…
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tag: 楠定憲  宮澤賢治  山猫合奏団 

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