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諸々万策尽きている

FBでプライベートに関する投稿はしないという緩いルールを自らに課してはいるけれど、所詮SNSのルールなんてそれぞれ独りよがりなもの、いちいち弁解するのもみっともない。

諸々万策尽きて帰ることにした。
最近は自宅に戻っても、たいがい飯を掻っ込んで、風呂に入って、そしてすぐ事務所にとんぼ返り、だから昨夜は久々に自分の書斎で寝たということなのだが、起きたらいやはや11時間とは、我が身のことながら驚いた。俺にもまだ眠れる力が残っていたらしい。
それとも「寝たきり近し」なのか…

ボケの実

家人に、家の周りにボケの実が成ったと教えられた。食えるらしい。「食べる?」と聞かれたが「いらない」と答えておいた。
近々近所で拾った銀杏が食卓に上るとの予告。誰も拾う人がいないので、どうやら掃除してくれて有難いくらいに思われているらしい。

娘が借りてきた本

図書館で借りて来た本が、ひょいとそこいらに無造作に置かれている。父親は、それで娘の動向を知るのである。

オブジェ1 オブジェ2

姪っ子が彫刻家のタマゴで、いったいいつになれば孵るのかは定かでないが、ちょいちょい妙なものが増えて来て楽しいのである。

万策尽きると、人は私小説に走るらしい。
「家庭の幸福は諸悪の根源である」
そう言ったのは太宰治。小生の座右の銘である。

メロスは激怒した。
必ず、かの 邪智暴虐 ( じゃちぼうぎゃく ) の王を除かなければならぬと決意した。
メロスには政治がわからぬ。
メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。
けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。

山猫合奏団の「走れメロス」は9月24日。しかし、小生の思いは空回りしている。メンバーに突きつけたいが、たぶん届かないだろう。ハナから理解するつもりがないというなら、それは闘うべきモノ以外だが、残念ながら書割の如き「敵」だから会話にならない。

激怒する前に、19日が「注文の多い料理店」と「どんぐりと山猫」の二本立て。
「注文」では不肖わたくしソロで13曲も歌う。不吉な数。
「どんぐり」では中川俊郎が登場。天才中川俊郎!といくら叫んでも、周りに現代音楽好きなんているんだかいないんだか、いったいどこに向かって叫べばいいのやら。
そしてこれさえ共有する気がないのだから仕方ない。

万策尽きたので、だから遊んでいるのである。


凝り性というか、粘着気質だからさ。でも、いくら何でもね。これ以上深まらない連中とやっていくことについて、やっぱり万策尽きて、どうでもいいことだから考えないようにしている。
そうしているうちに、どうやら俺は、「別の遊び」を見つけたらしいのだ。



隠れた満月
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tag: 上田要  山猫合奏団 

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