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“主権者として生きる”の第三回は狛江で

過去二回、日野市と東大和市で行われた“主権者として生きる”、その三回目が狛江で開催されることになりました。
 ⇒第一回
 ⇒第二回
第一回の時、その表題の前には、次のような文言が付記されています。
 ~三多摩地域で活動する市民団体の活動と学びの交流集会~
それらには、僕はまったく関わってはいませんでした。ある時、狛江の街を歩いていたら、池上広通御大とバッタリ、そこで拉致されて、手伝わされることになりました。さて、その結果は?
きっと高山正樹がやいのやいの言った所為なのか、過去二回とは少し趣を異にしているかもしれません。それは、参加し登壇する人たちが、「市民団体」という括りにはどうも収まらないのです。それぞれ独立独歩の匂いがする。でも、そのことこそが「主権」という言葉に似つかわしいのではないか、そんなふうにわたくし高山正樹は思っているのですが…

主権者として生きる part3
日時:2020年1月25日(土)・26日(日)
会場:狛江市中央公民館ホール(B1F)
参加費(資料代):500円
(半券があれば二日間入退場自由)
 ※高校生以下、介助者無料
 ※キッズスペース、授乳スペースあり(預かり保育はありません)
 ⇒Facebookのイベント
M.A.P.でもお問合せ・御予約受け付けております。
  03-3489-2246

【全日を通して手話通訳・要約筆記(文字通訳)がつきます】
2日間のイベント全てに手話通訳と要約筆記(文字通訳)の両方をつけるというのは、狛江では前例がなく、ご協力いただく狛江の手話グループや要約筆記グループも、人員の確保に大変なご苦労をされました。それでも要約筆記は1日分(26日)しか体制を作ることができず、悩んだ結果、「自分たちで要約筆記(文字通訳)にチャレンジしよう!」ということになりました。近年著しく進化している音声認識ソフトを駆使して、トークにリアルタイムで字幕を付けます。耳の聞こえない方、聞こえにくい方にとっては、要約筆記とはちょっと違う「文字通訳」とでもいうべきものでしょうか。主催の我々が自前で挑戦するリアルタイムの文字通訳、それは画期的な試みなのだろうと思っています。そしてこのシステム、どうやら耳の聞こえる方にとっても、色々な発見があって、とても面白いはずです。
(また、当日スタッフは「筆談ボード」も首にかけています。お気軽に話しかけてください。)

主権者として生きる表

主権者として生きる裏

【タイムテーブル】※二日間全てを通して手話通訳がつきます。
1/25(土)※スタッフが音声認識ソフトを駆使して字幕を付けます。
序章~プロローグ
10:00 広い世界から狛江のあたりに持ち込まれた様々な文化
  菅原昭英(泉龍寺前住職)
第1楽章
10:40
・トーク1 在日コリアン ホンシルの見た景色
  朴洪実 (在日コリアン3世、日韓通訳・翻訳者)
・トーク2 ブラジルと日本、Léoの見た景色
  Léo Nogueira(作家・作詞家)&Kana Nogueira(シンガーソングライター)
12:00(昼食休憩)
12:50
・トーク3 スポーツを通じて広がる世界、スキーから生涯スポーツへ
  伊藤聡子(視覚障碍者スキーサークル"シーハイル”)
・トーク4 精神障害と呼ばれる人たちを支えて~小さな町の現場から
  新澤克憲(ハーモニー施設長)
  三島瑞子(NPO法人 狛江さつき会)
・トーク5 ひとりの人間として生きていく事がしょうがいしゃの自立です
  上田要(障害者の交通権を求め、バス乗車の壁をなくす会代表)
・トーク6 手話のことあれこれ(手話とは何か?なんて40分じゃ語れませんからw)
  米内山明宏(日本ろう者劇団顧問・手話工房代表)
16:10 ●発言者たちと参加者とのディスカッション
第2楽章
18:00 文化の夕べ
 ●琉球舞踊(宇夫方路琉球舞踊研究所&チームはいさい地方部)
 ●狛江に伝わる民話(小林弥栄子 元狛江市親子読書会世話人)
 ●昔話と器楽のコラボ( 木津陽介、戸川藍山 音楽の街-狛江エコルマ企画委員会)
 ●狛江市音楽連盟の歴史と役割(橋本至、小笠原一恵 狛江市音楽連盟)
 ●狛江市の音楽文化 トークディスカッション
    木津陽介、橋本至、小笠原一恵
    田部谷道子(ミュージカルCoCo~)、玉田恵美子(狛江きんたの会)
 ●ボサノバ(青木カナ シンガーソングライター)

1/26(日)※全日要約筆記(文字通訳)がつきます。
第3楽章
10:00 キタコマ映画祭×米内山明宏 ~短編映画「方言札」を見ながら~
  なぜ沖縄映画祭なのか、字幕を付けるということ ~映画祭の実行委員長が語る

 ※米内山明宏さんが、短編映画「方言札」の弁士を務めて下さいます!
 ※全編無音で字幕のみの映画「聾唖者達の沖縄戦」の一部上映。
   高山正樹が目の見えない方のために弁士を引き受けました。

    ⇒キタコマ沖縄映画祭2019 プログラム⑬
12:00(昼食休憩)
第4楽章
12:50
・トーク7 大学生が真剣に考えてみたジェンダー
  一橋大学佐藤文香(ゼミ生)
・トーク8 自分らしい性で生きる
  上川あや(世田谷区議会議員)
  中山貴将(NPO法人 性同一性障害支援機構理事長)
・トーク9
  まちのおばちゃん達がつくってしまった!
   映画「みんなの憲法」こぼれ話/羽村幸子(憲法を勉強する会代表)
  中学・高校と憲法を学んで 高校生憲法学習”てげてげ”
・トーク10
  子どもたちの居場所と学ぶ権利
   前田かおり(フリースクールKOPIE代表)
  空き家を活用した多世代交流の居場所の実践
   梶川朋(comarch)
16:25 ●発言者たちと参加者とのディスカッション
終章~エピローグ
17:25 ●まとめディスカッション
 池上洋通(多摩住民自治研究所理事)
 山家利子(市民活動サポートセンター”アンティ多摩”)
 伊藤智代子(小金井市公民館貫井北分館 副分館長)
 安江真人(狛江市公民館長)
 Conductor:大熊 啓(狛江市民)
(18:30 終了予定)


Facebookにイベントを立てました。そこに一番若いので(?)実行委員長を押し付けられた大熊啓君が彼らしい案内文を載せていますので、それをここにコピペしておきます。


「主権者として今を生きる」…?なんだか堅くて難しそうな話…。
でも、参加してみれば絶対面白い!
「在日コリアン」「障害者」「LGBT」、ニュースやネットでよく出る単語、だけどみんなイメージだけが先行してない?実際に会って話を聞いてみよう、語り合ってみよう。

え?視覚障害者の人たちがスキーを?
外国から見た日本の風景とは?
障害者の「自立」って、ホントはどういう事?
そもそも、手話ってどういうものなの?
自分らしい性で生きるって?

今さら知りたい、今だからこそ知り合いたい。
狛江の歴史、「よそ者」ってなんだろう?
狛江の文化活動もいろいろ交流!

こうしたお話を深めていくと、普段とっても遠い存在のようで実はとっても身近な「憲法」。
あれ?憲法に書いてある「基本的人権の尊重」、「基本的」ってどのくらい?
むむ?今回の会場の「公民館」、「公民」ってなんだ?

いろんな人たち、色んな世代が、混ざり合って「社会」なんだ、「町」なんだ。
「主権者」、それって誰のこと?

2日がかりで、話を聞いたり、語り合ったり、映画を観たり歌ったり、とにかく「知ること」「知り合うこと」が今回のイベントの目的です。
あんまり固く考えずにご参加ください。

キッズスペース、授乳スペースもご用意します。預かり保育はありませんが、どうぞお子さま連れでご一緒にご参加ください。子どもがグズって泣く、退屈で動き回る、それは当たり前の事です。

-知ること少なければ、愛することも少ない レオナルド・ダ・ヴィンチ-
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