2020年05月26日(火)23時59分
三太郎との禅問答
gajumui
マスクは届くし、アマゾンからはけっこう大量の注文が入るし。気合を入れて、手ぐすね引いて最悪の事態を待ち受けいたのに、なんだか拍子抜けして、急な眠気に襲われる。そしてソファに潜り込むのだが、なんとも中途半端な感じで収まりが悪い。
05-26 14:05今年のキタコマ沖縄映画祭は、今月の終わりから6月に掛けてやりたいと計画していた。5月31日に狛江市公民館のホールを抑え、鈴木邦男さんを迎えて何かの映画を、そんなプログラムも考えていたのだが全て叶わず。次の機会があるのかどうか。鈴木さんのことが、とても気にかかっている。
05-26 18:31会社は厳しいが、映画祭をやめる気はない。会社がダメになっても、映画祭は続けよう。だがその時は、皆さんの手助けが必要になる。僕はしばらく相談役くらいに収まって、皆さんに繋いだら身を引こう。だが、クセが強すぎる映画祭だから、引き取ってくれそうな変人がなかなかいない。
05-26 18:38
火曜の夜は"まんちゃーひんちゃー"
大城立裕氏特集「カクテル・パーティー」の第二回
地位協定のこと、はたして皆さんはどのくらいことまで知っているのだろう。一から語らなければいけないのだとしたら、いくら時間があっても足らない。
三太郎…
ブルーインパルスのパフォーマンスに喜んでいる人たちに、聞いて考えてもらいたかった。
ブルーインパルスは、日本を真っ二つに分断してしまったらしい。国会以外では、なんとかみんなで仲良く頑張ってたのに。
花火は良くて、戦闘機のパフォーマンスはダメ、だけどさ、ブルーインパルスと花火と何が違うのかね?
花火は消費期限があって、もう少しで切れるのです。
なるほど。
しかし、武器にも賞味期限があって、これが厄介なのだが。
ともかく、要するに、ブルーインパルスがかっこいいと思う人は、花火と同じことなのにいったい何が悪いのかと言うし、自衛隊が嫌いな人はダメだと言う。しかし、いずれにしろ東京で議論している人たちの感覚を、毎日何十回も頭上を米軍機が、それも低空で飛ぶ沖縄と比べても仕方がない。沖縄の実感とはかけ離れている。ラジオで話した普天間基地と、ここ首都圏とは同じ地平では語れない。
僕は勉強不足で、ブルーインパルスがどれほど素晴らしい兵器なのか、よく知らないのだけれど、優秀な戦闘機がかっこ悪いはずがないということは理解できる。予算に気を遣う必要もなく莫大なお金を注ぎ込み、一切の無駄を削ぎ落してひたすら戦闘能力だけを磨いて作られた最新技術の結晶である戦闘機は、きっと圧倒的な機能美を持っているに違いない。男の子だったら、そういう存在に憧れないわけがない。
でも、そこにとどまっていたら子供のまま。人間は考えて成長する、それができる存在なのだ。戦闘機がどれほどかっこよくても、時に人の命を奪う武器であることに違いはなく、それを使って、命を助けようとしている医療関係の人々を励ますことに違和感を覚える人が少なからずいるだろうことは容易に想像できるはずだし、その程度の想像力がないのなら、成長していない猿並みの脳みそだということだ。
成長した想像力があれば、たとえ自分個人としては「いい」と判断しても、他の人たちのことを考えて、これはやめておいた方がいいと、政治を司る者ならばそういう判断をすべきなのではないか。右とか左の問題ではない。右だろうが左だろうが、今のような非常時に、人々を分断させるようなことをする政治家は、僕はダメだと思うのである。
つまり、河野洋平はそのことをわかった上で戦闘機を飛ばしたのではないかと疑う。確信犯なのではないかと思う。何のためかはよくわからないが。
だからさ、みんな喜ぶからいいだろうなんて、そんな能天気なことを言っていては危ないのだ。何度でも言う。右とか左の問題ではない。例えば、あのヒトラーはそもそも社会主義者だったのだ。
話を戻す。沖縄だってきっと多くの子供たちが戦車や軍艦に憧れている。むしろ身近に基地のある沖縄だから、戦闘機をかっこいいと思う少年は「本土」よりいっぱいいるかもしれない。でも、そのかっこいい戦闘機が、毎日轟音を響かせて頭上を飛ぶのだ。住民は難聴になった。時には自分の住む島の学校に落ちて、沖縄の子供たちの掛け替えのない命を奪った。
遠い大和に住む僕らには、そんな沖縄に思いをはせる想像力が必要なのだと思う。ブルーインパルスを飛ばすだけのお金があれば、他にもっと有意義なことができるだろうなんて、もっともらしい意見には何の説得力もない。もしアーティストがそんなことを言ったら、自分で自分の首を絞めることになる。だって、それこそ芸術なんて、もっとも不要不急なものなのだから。
まだ色々整わず、内緒だけど…
再来週は生でラジオドラマ。#コマラジ pic.twitter.com/yBZSH0fnTP
— 高山正樹 (@gajumui) May 26, 2020
…てなことを伝えてはみたけれど、なんとも煮え切らないふたり。
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