2021年09月21日(火)23時23分
ゲストへの質問を心から待っております
まずは昨日20日の夜遅くから見始めた「八月十五夜の茶屋」のことから。
宇夫方先生曰く「お笑いだからね」
なんでもかんでもジェンダーの話と絡めちまったら、その時に語られている問題から離れて浅くなる。今話題にしているのはそれじゃないと。ジェンダー問題は重要、それは分かっていても、白けるのである。冷や水をかけられ、弾んでいた会話は停滞し気分は落ちる。何より話が詰まらなくなるのが最悪。でも、言った本人はそれに気づかない。
「在日差別」は障害者に対する差別と同じとか、沖縄の基地問題は福島の原発問題と同じとか、全部に同じことが言える。
というワケで(…って、どういうワケだかよくわからないがw)、今度の火曜日の“まんちゃーひんちゃー”第98回は、この「八月十五夜の茶屋」の話をすることにした。
中秋の名月はとっくに過ぎてるのに間抜けてないかって? いやいや、現在一年かけて開催中のよんたま映画祭と大いに関係があるのだ。それにね、「八月十五夜の茶屋」の八月十五日は旧暦ではなく、新暦の8月15日、つまり終戦の日のこと。この一点でも、沖縄に対する無理解を表しているのではあるが、そのあたりも放送で話そう。
さあ、間抜けたついでに、「名月」について、ちょいと横道に逸れてみたい。
今まで、過去のブログに、いくつか「名月」について記事を書いた。
ひとつ目。
⇒「名月か」(2011年9月12日のブログ記事)
もうひとつ過去のブログのご紹介。上の「名月か」が中秋の名月一般の話なら、こちらの沖縄に特化した「中秋の名月」の話。
⇒「中秋の名月」(2018年9月24日のブログ記事)
こうして二つの表題を並べてみると、分かりにくいな。いずれ修正しよう。
さらにもうひとつ。
昨日のまんちゃーひんちゃーに、珍しくメッセージが届いた。きっとこれは、そら姐さんがスタジオの外で聞いているからである。そらぼっくり効果、そうに違いない。「芋名月」や「豆名月」のこと、知っていますか?というご質問である。
「これ、僕が答えるの?知らないよ」
こんなふうに対応するから、僕にはメッセージが来ないのである。
そこで、送ってくださった方に陳謝し、心から感謝しつつ、ご質問に対して、過去のブログを紹介することでお答えしようと思う。
⇒「月が美しいのは十三夜」(2017年11月1日のブログ)
でも、質問を送ってくださった方は、きっと「芋名月」のことも「豆名月」のこともよくご存じなのだろう。でなければ、「芋名月」や「豆名月」という言葉が出てくるはずもない。つまり、番組でお答えしなければいけなかったのである。
まんちゃーひんちゃーは、できるだけ皆さんがご存じのないコアな沖縄をご紹介しようと努めている。なので、それ以外の一般的?な質問は、なかなか拾いにくいのだ。そのまま横道に逸れて、肝心な沖縄の話をする時間が無くなってしまっては困る。要するに、戴いたメッセージにきちんとお答えしようとすると、どうしても話が膨らんで時間が無くなる。でもそれはボクの責任、うまいこといい塩梅の対処ができない小生の能力、というか悪い性癖なのであり、それが自分でも分かっているからこそ触らぬ神(メッセージ)に祟りなし、そうするしかないのですと、弁解させていただきたいと思う。
でも、沖縄に就いての質問なら大歓迎、沖縄のことならば、いくらでも逸れた道を突き進む。時間が足りなくなれば、「来週に続く」にしてしまえばいいのであるから。
なので、アメラジアンである藤本朱里さんに聞きたいことがおありなら、こちらの記事を参考にしていただき、是非とも番組あてにメール等いただきたいと思っている。
⇒“まんちゃーひんちゃー”のご案内
でもね、当の問題を理解しているからこそ質問できるのであって、社会的問題を扱うイベントなどで、登壇者に質問といいながら、自説を繰り広げる方々とそれを嫌悪する主催者という光景をどれだけ見てきたか、これは「問う」ということの哲学的な意味と関係しているのである。
そしてもしかすると、決して質問者が悪いのではなく、質問を求める側にこそ問題があるのかもしれない。一度、そう考えてみてはいかがだろうか。例えば、問いを求める我々主催者の側が、あらかじめ色々な問いに対して、優劣を決めつけているのではないか、というふうに。
自戒を込めて。
加那よー、宇夫方先生「似てる〜!」と手を叩いてバカ笑い。京マチ子の日舞は「これは素晴らしい、もう一回見てもいい」だって。 pic.twitter.com/hOxA2teQe5
— 高山正樹 (@gajumui) September 20, 2021
確かに劇場での上映は躊躇するが、しかし色々な意味でかなり面白い。ウチの映画祭にはピッタリな映画。そして、全てをジェンダーのヒィルターを通して語る女性に対して、例えば牧瀬茜さんとかは正直どう思うのだろうか、聞いてみたい、と、ふと思ったのである。 pic.twitter.com/OVF92mWEAv
— 高山正樹 (@gajumui) September 20, 2021
宇夫方先生曰く「お笑いだからね」
なんでもかんでもジェンダーの話と絡めちまったら、その時に語られている問題から離れて浅くなる。今話題にしているのはそれじゃないと。ジェンダー問題は重要、それは分かっていても、白けるのである。冷や水をかけられ、弾んでいた会話は停滞し気分は落ちる。何より話が詰まらなくなるのが最悪。でも、言った本人はそれに気づかない。
「在日差別」は障害者に対する差別と同じとか、沖縄の基地問題は福島の原発問題と同じとか、全部に同じことが言える。
というワケで(…って、どういうワケだかよくわからないがw)、今度の火曜日の“まんちゃーひんちゃー”第98回は、この「八月十五夜の茶屋」の話をすることにした。
中秋の名月はとっくに過ぎてるのに間抜けてないかって? いやいや、現在一年かけて開催中のよんたま映画祭と大いに関係があるのだ。それにね、「八月十五夜の茶屋」の八月十五日は旧暦ではなく、新暦の8月15日、つまり終戦の日のこと。この一点でも、沖縄に対する無理解を表しているのではあるが、そのあたりも放送で話そう。
さあ、間抜けたついでに、「名月」について、ちょいと横道に逸れてみたい。
今まで、過去のブログに、いくつか「名月」について記事を書いた。
ひとつ目。
⇒「名月か」(2011年9月12日のブログ記事)
もうひとつ過去のブログのご紹介。上の「名月か」が中秋の名月一般の話なら、こちらの沖縄に特化した「中秋の名月」の話。
⇒「中秋の名月」(2018年9月24日のブログ記事)
こうして二つの表題を並べてみると、分かりにくいな。いずれ修正しよう。
さらにもうひとつ。
昨日のまんちゃーひんちゃーに、珍しくメッセージが届いた。きっとこれは、そら姐さんがスタジオの外で聞いているからである。そらぼっくり効果、そうに違いない。「芋名月」や「豆名月」のこと、知っていますか?というご質問である。
「これ、僕が答えるの?知らないよ」
こんなふうに対応するから、僕にはメッセージが来ないのである。
そこで、送ってくださった方に陳謝し、心から感謝しつつ、ご質問に対して、過去のブログを紹介することでお答えしようと思う。
⇒「月が美しいのは十三夜」(2017年11月1日のブログ)
でも、質問を送ってくださった方は、きっと「芋名月」のことも「豆名月」のこともよくご存じなのだろう。でなければ、「芋名月」や「豆名月」という言葉が出てくるはずもない。つまり、番組でお答えしなければいけなかったのである。
まんちゃーひんちゃーは、できるだけ皆さんがご存じのないコアな沖縄をご紹介しようと努めている。なので、それ以外の一般的?な質問は、なかなか拾いにくいのだ。そのまま横道に逸れて、肝心な沖縄の話をする時間が無くなってしまっては困る。要するに、戴いたメッセージにきちんとお答えしようとすると、どうしても話が膨らんで時間が無くなる。でもそれはボクの責任、うまいこといい塩梅の対処ができない小生の能力、というか悪い性癖なのであり、それが自分でも分かっているからこそ触らぬ神(メッセージ)に祟りなし、そうするしかないのですと、弁解させていただきたいと思う。
でも、沖縄に就いての質問なら大歓迎、沖縄のことならば、いくらでも逸れた道を突き進む。時間が足りなくなれば、「来週に続く」にしてしまえばいいのであるから。
なので、アメラジアンである藤本朱里さんに聞きたいことがおありなら、こちらの記事を参考にしていただき、是非とも番組あてにメール等いただきたいと思っている。
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でもね、当の問題を理解しているからこそ質問できるのであって、社会的問題を扱うイベントなどで、登壇者に質問といいながら、自説を繰り広げる方々とそれを嫌悪する主催者という光景をどれだけ見てきたか、これは「問う」ということの哲学的な意味と関係しているのである。
そしてもしかすると、決して質問者が悪いのではなく、質問を求める側にこそ問題があるのかもしれない。一度、そう考えてみてはいかがだろうか。例えば、問いを求める我々主催者の側が、あらかじめ色々な問いに対して、優劣を決めつけているのではないか、というふうに。
自戒を込めて。
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