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ちゃぶ台返しはPTSD?

人様のイベントの宣伝なんかしている余裕はないのですが…
M.A.P.貸し小屋イベントです。

※以下、Facebookのイベントページより転載

 ⇒https://facebook.com/events/3014024

家族のなかの戦争と復員日本兵のPTSD
〜黒井秋夫さんのお話を聞く会~
※ZOOMによるリモートイベント

お話 : 黒井秋夫
第二部のファシリテーター:魚ずみちえこ

日時:2月13日(日)14:00~17:00
参加費:500円(+カンパ)

※告知文に関して、あくまで主催者発信の案内をそのままご紹介したもので、M.A.P.は関知していません。
多くの犠牲者を出した第二次世界大戦の終戦から75年以上が経ち、その記憶を残す人も少なくなっています。
そのような中で、仮想敵国の脅威を煽られて、米国との安全保障や憲法改定を背景とした戦争への動きが社会や人のこころのなかで始まっているようにも見えます。
私たちは今、もう一度「戦争とは何か?」ということを考え直す必要があるのではないでしょうか?

今回は、「PTSDの日本兵と家族の交流館」の黒井秋夫さんのお話を伺います。
NHKの番組や東京新聞などで取り上げられているように、黒井さんは復員兵であった父親との関係に悩みながら、父親の死後、2015年になって、父が戦争によるPTSDだったのではないかと、初めて気付きます。以来、事実を調査し続け、2020年には交流館も建て、語り部活動を継続されています。

戦場帰還兵士のトラウマについては、アメリカでは映画やドラマでもテーマになり、専門のセラピーやピアカウンセリングなども盛んですが、日本ではごくわずかな研究者にしか扱われてきませんでした。思えば、昭和の一時期、テレビドラマや漫画などで、頑固親父が一家団欒のなかで突然キレてちゃぶ台をひっくり返すというステレオタイプの描写がありました。
しかし「戦争PTSD」という視点を通すと、その情景は決してコミカルなものではなかったのではないでしょうか。黒井さんのお話をお聞きすることで、もう一度私たちの身近にもあった「戦争の傷跡」について見つめ直しましょう。
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