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喜多見と狛江の小さな映画祭+α再始動“第6回キタコマ沖縄映画祭”

“かじうむい”からバトンを受け取って…

ここ東京都狛江市には古くから沖縄県の学生寮「南灯寮」があり、沖縄とは縁のある街です。南灯寮の学生たちは、復帰記念日や寮祭などで、エイサーを踊りながら道ジュネー(練り歩く)をしたり、狛江市民まつりでもエイサーを披露したりと、地域の人たちとの交流を深めてきました。しかし、近年学生たちの意識が変わり、狛江市との関りが薄くなってきたと感じます。特にここ数年はコロナの影響もあって、寮生たちのエイサーも見られなくなりました。でも、そろそろ復活の兆しもあり、嬉しい限りです。
 
私たちは10年ほど前から、沖縄映画祭を開催し、沖縄の歴史、文化、芸能、また今の沖縄が抱える様々な問題、さらには沖縄の自然など、皆さんと一緒に沖縄を考えてきました。
また、三線教室、琉球舞踊教室、胡弓教室などを開設、様々な沖縄関連イベントを企画したり、市のお祭りにはチームハイサイとして参加し、他の地域で活動されている人たち、研究所や教室の方々とも、ジャンル、流派を超えて一緒に活動してきました。
2019年に開局した狛江のコミュニティラジオ「コマラジ」では、開局当時から「火曜の夜はまんちゃーひんちゃー」という番組で、沖縄のことを発信しています。 

今年の5月15日は、沖縄が日本に復帰して50年という記念の日でした。
5月29日には、狛江駅周辺で沖縄復帰50年関連イベント「かじうむい」を開催し、数千人の方にお越しいただきました。駅前広場では、沖縄そば、タコライス、そして伊江島出身のオバア金城さんが心を込めて作るソーキやテビチなどの販売、泡盛の銘柄数十種類を揃えたブース、沖縄物産や壺屋焼き(やちむん)の販売、三線を弾く体験ができたりなど、盛りだくさんの楽しいお祭りとなりました。
広場で毛遊び(沖縄の伝統的な遊び:いわばビーチパーリー)は、その文化を知らないスタッフや観客が多い中、難しい挑戦でしたが、市民も市外からのお客様もプロの演奏家もチャンプルー、琉球舞踊や、三線・ギター・ウクレレなんでもござれ、みんなで楽しむ光景があちこちに出現し、これぞ沖縄のチャンプルー文化、次に向けての確かな手応えを感じることが出来ました。

さあ、ここからです!
引き続き、映画祭が始まります。さらには、展示や我々ならではの企画も開催する予定です。是非そんなイベントにもお越しください。そして、沖縄の歴史や、復帰後も沖縄が抱えてている様々な問題などを知ってください。そこから、たくさんの方々と一緒に考える輪が、ここ狛江で拡がっていくことを、心から願っています。

“第六回 喜多見と狛江で小さな?沖縄映画祭+α”

キタコマ沖縄映画祭 2022

情報は変更,追加される場合があります。変更は都度修正し、またTwitterやFacebook(映画祭のグループ映画祭のページ)等でもご案内します。
最新の情報にご注意くださいますようお願いいたします。


6月15日(水)~6月19日(月)

会場:
(1)M.A.P.(狛江市岩戸北4-10-7-2F 島田歯科の上)小田急線喜多見駅徒歩5分
(2)狛江市中央公民館 講座室(狛江市中和泉本町1-1-5)狛江駅徒歩4分 市役所隣

会場マップ
2019年会場MAP

料金:
前売り 1,000円(当日 1,200円)
学生及び75歳以上 前売り 500円(当日 700円) ※受付で学生証・保険証等を提示してください。
※お笑いライブは前売り 1,500円(当日 1,800円)となります。
※介助が必要な方は、お二人で一人分の料金またはチケット1枚
※なお、M.A.P.会場は車椅子の対応ができていません。どうぞお問合せ下さい。

 ⇒オフィシャルサイトのチケット購入ページ

ご予約・お問合せ:
TEL:03-3489-2246(M.A.P.担当うぶかた)
FAX:03-3489-2279
Mail:mpro@mbh.nifty.com

喜多見と狛江の小さな映画祭オフィシャルサイト


スケジュール:
 ※作品名をクリックすると、個別告知記事に飛びます。

6月15日(水)中央公民館 講座室
 ●13:30 「サンマデモクラシー」
 ●16:00 「ナビィの恋」
 ●19:00 「ひまわり 沖縄は忘れないあの日の空を」

6月16日(木)M.A.P.
 ●10:00 「パラダイスビュー」
 ●13:00 「ナビィの恋」
 ●16:00 「ひまわり 沖縄は忘れないあの日の空を」
 ●19:00 「サンマデモクラシー」

6月17日(金)M.A.P.
 ●10:00 「サンマデモクラシー」
 ●13:00 「ひまわり 沖縄は忘れないあの日の空を」
 ●16:00 「ナビィの恋」
 ●19:00 「パラダイスビュー」

6月18日(土)
M.A.P.
 ●10:00 「ナビィの恋」
 ●13:00 「パラダイスビュー」
中央公民館 講座室
 ●19:00 お笑いライブ(+αプログラム)

6月19日(日)M.A.P.
 ●10:00 「ひまわり 沖縄は忘れないあの日の空を」
 ●13:00 「サンマデモクラシー」
 ●16:00 「パラダイスビュー」
 ●19:00 リクエスト上映枠

 ⇒Facebookのイベント

追伸。
本チラシ完成!
第6回キタコマ沖縄映画祭チラシ2

さらにバトンを繋ぎます…

関連イベントが続々と決まってきました。
※詳細が決まり次第、別途記事にて告知します。

①大城弘明写真展(7月M.A.P.にて開催予定)
  (仮)“復帰の頃の沖縄 ~そして今も変わらぬ沖縄~”
大城弘明(おおしろひろあき)
1950年、沖縄県三和村福地(現糸満市)生まれ。琉球大学在学中から、沖縄の復帰闘争、全軍労運動、米軍基地、沖縄戦の跡などを撮影。卒業後はフリー カメラマン、岩波映画写真部契約撮影助手を経て、73年沖縄タイムス社編集局写真部に入社。2015年3月に退職する。報道写真のほか、くらしのなかに残る沖縄戦の痕跡や祭祀などを撮り続けている。主な写真展「地図にない村」(2010年県民ギャラリー)、「沖縄・終わらない戦後」(2011年日本新聞博物館、2012年沖縄県平和祈念資料館)。著書に写真集「地図にない村」(2010年、未來社)「鎮魂の地図」(2015年、未來社)「島尻の秘祭 ウヤガン」(2021年、榕樹書林)
そして今年3月、写真集「ガマ――イクサバの記憶 沖縄戦から77年」を榕樹書林から出版した。

②ドキュメント「(仮)イベントかじうむい」上映(完成次第開催)
5月29日のかじうむい、その一日を、映画監督の鎌田さんがずっとカメラを回していた。これが実に面白いのだ。こうなったらこの素材で一本のドキュメンタリー映画を作ろうということになった。誰が編集するのって? これは鎌田監督の作品です(笑)

③琉球舞踊公演“ひやみかち”完全収録版完成記念上映会
東京プロジェクト「アートにエールを!」に採択された琉球舞踊公演"ひやみかち"、その動画が来年の3月まで都のサイトにアップされています。でもそれは30分ちょっとの短縮版。その完全収録版の上映会を開催します。

サンマデモクラシー関連イベント
アメリカ民主主義の欺瞞を笑う
 アメリカが沖縄というショーウィンドーに飾った「民主主義」
参考上映「八月十五夜の茶屋」
1956年のアメリカ映画。主演はマーロンブランド。なんとウチナーンチュの役。沖縄に民主主義を根付かせるためにやってきたアメリカ人に雇われた沖縄人の通訳サキニ。その通訳は実に適当でいい加減。抱腹絶倒。京マチ子も見ものです。
  サキニ:マーロン・ブランド  
  フィスビー大尉:グレン・フォード
  ロータス・ブロッサム:京マチ子
  セイコ農事主任:根上淳
  ヒガジガ民主主義婦人連盟代表:清川虹子
  他


⑤イベント「居酒屋みっちゃん“たーみー家”」
※大城弘明写真展期間中に開催予定
メニュー:チラガー、ゴーヤーチャンプルー、にんじんシリシリー その他



仮チラシ…
第6回キタコマ沖縄映画祭仮チラシ 第6回キタコマ沖縄映画祭仮チラシ2

本チラシの裏…
第6回キタコマ沖縄映画祭チラシ裏
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