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MINGLEを観て来ました。

そのころ、僕は大久保のMINGLEのコンサートへ。
2月27日に続いて二回目。
MINGLEのKAOさんが山猫合奏団に参加したことがある話は前回しました。実は彼女、数年前の3年間くらい、沖縄限定で放映されていた泡盛(瑞泉)のCMで、酒蔵の中でバッハを弾いていた女性バイオリニストです。沖縄の方で、憶えている人はいらっしゃいますかしらん?

この日のMINGLEのコンサートについては、山猫合奏団のブログをお読みください。
(高山正樹でした。)

※今回は山猫合奏団と少し関係あるので、こちらにも記事を書きました。ということで、今回も山猫ブログの記事を転載します。


聞いてきました。
演奏中
“印度の虎狩”のMINGLE版。いい感じ。
でも、僕はバラードの部分のチェロの優しさが好きだったので、そこのサックスの「主張」が、全体のメリハリを弱めてしまったような感じがしました。さあ白石准は、この素人の感想に対して、なんと宣うか。

只今、録音中です。
録音中

その“印度の虎狩”のMINGLE版が、4月5日の日曜日、龍谷寺の“みんなの音楽会”で聴けるらしい。
MINGLEが龍谷寺にやってくる!
何時ごろの演奏になるのかは不明。2回目だし、場所も違うし、どのくらい印象って変わるものなんでしょうか。楽しみ。僕自身の耳と脳みその、密やかな実験です。

では、4月5日、龍谷寺でお会いしましょう。
え?お前は何かやらないのかって、さあ、どうでしょう……

【今日の新井吉一さん】
開演前…
調律中
炭酸水を飲む…
シュワッ中
休憩中…
休憩中も調律中 片付中
おしまい…


【高山正樹の感想に対する白石准のコメント】
楽器の特性の違いは織り込み済みで、もちろん聴く方は「どっちが好きか」という感想が生まれるのは当然です。
オリジナルのチェロとピアノでのみ醸し出せる雰囲気と、今回の新しい編成で展開する世界は、もちろん根っこはつながっているけど、明らかに別物だと僕の中では認識されています。

中間部に関してはソプラノサックスには十分に主張がなされてしまうほどの、音域の高さが最後で待っているのでそれはしょうがない(爆)

“セロ弾きのゴーシュ”の中であの曲を「使った」まえに、本当のオリジナルの状態がシンセサイザーでかつて作られていたのですが、中間部のメロディは、今回のミングルの演奏にあったとおり、4度の音程でずっと二本の旋律で構成されていた(もともとはピアノの音色)ので、ある意味やっと僕が「最初」に発想した音が聞こえた喜びを今回は味わわせて貰ったのと、それ以外のダンス調のところは、二人が三人になった分音の厚みは拡がった気がします。

逆にこれを聴いた後チェロとピアノ版を聴いて貰って、あの「狂騒」がチェロとピアノの中に実際には聞こえないけど、実は内包されていると思ってくれたらとても嬉しいものです。

現実問題チェロを弾いているゴーシュには伴奏部分が聞こえているけど動物や観客には本当は聞こえないはずだから(爆)、僕にもチェロとピアノの演奏の他にいろんなメロディが実は聞こえていたのです。
2009年3月31日8時27分
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