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六本木から帰って

俳優座劇場のまん前には、地下鉄六本木駅の入り口がある。その地下へ降りる階段で、知った顔とばったり会った。
森巌君と
半年前の同窓会以来である。
話題は自然と、某社長のはなしになった。
30年近く前、そんなところに就職して大丈夫なのかと、友達は心配した。同期はみんな辞めてしまった。それだけ厳しかったらしい。食料品部門の責任者として、弁当に国産の食材を導入して売上を上げた。それがあの有名なドンに認められたのか、とうとう頂点にまで登りつめた。生え抜きとしては初めてのTOPである。
がんばって、ほしいよな…
そりゃそうだ…

きっと、たくさんの知人が、あいつを頼って会いに行くことになるのだろう。しかし…
「友達とはビジネスはしない。金が絡むと友達ではなくなる。」
いたって賢明な選択。できれば僕もそうしたいし、事実、人を使うことになる前まではそうしてきたのだ。しかし会社となればそうはいかない。小さな会社なら尚更である。
友達を失うことも覚悟の上、食わしてやらねばならぬ者たちがいる。だから、なりふり構わず、使えるものなら何でも使う。
ちょっと関係ある裏ブログへ

「この写真、うちの会社のブログにのせてもいいかな」
「俺は構わないよ」
「感謝するよ…」
彼についての最初の記事へ

「そうだ、毎年クラブの同窓会やってるんだ、今度参加しないか?」
「そうだな、行こうかな」
「連絡するよ」
その同窓会の記事に続く


何故かまっすぐ帰る気にならず、“あさの”へ飯を食いに行った。
秋武一也君
アルバイトの彼は、某社長と同じ大学の6回生である。
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